飼料用とうもろこし(デントコーン)の収穫作業
士幌町で、デントコーン(注)の収穫が行われています。
収穫作業はコントラクターが請け負い、大型自走式ハーベスターがデントコーンを刈り取るのと同時に細断し、併走するダンプカーに積み込みバンカーサイロに運搬します。バンカーサイロでは搬入したデントコーンをホイールローダで踏圧し、乳酸発酵させるために農家がビニールシートを被せ、被覆状態を保つためのタイヤ等をビニールシートの上に並べます。
乳酸菌は空気のない条件で活性化することから、密度を高めるための踏圧作業が重要になり、細断したデントコーンにビニールシートを被せる際も、空気が入り込まないように素早く行います。
こちらの牧場では、16ヘクタールのほ場を2日に分けて収穫しました。デントコーンをサイレージとして乳牛に給与するのは12月頃からを予定しています。
(注)飼料用とうもろこしは通称「デントコーン」といい、葉茎・子実全てを細断し、数カ月間かけて乳酸発酵をすすめることで乳牛に給与する飼料(サイレージ)になります。
撮影データ
◯撮影年月日:平成30年9月16日(日曜日)、平成30年9月26日(水曜日)◯撮影場所:士幌町
![]() 大型自走式ハーベスターで刈取り 勢いよくトラックに積載 |
![]() 息の合った連携で併走するトラックへ積載 |
![]() ホイールローダで詰め込んでいきます |
![]() バンカーサイロ全体をしっかり 踏圧することで品質を高めます |
![]() 乳酸発酵が順調に進むよう細断長を 確認する農家。ミリ単位で調整します |
![]() 細断されたデントコーン |
![]() 空気が入らないように素早く 丁寧にビニールを被せていきます |
![]() 最後に重石、密封のためのタイヤを並べます |
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