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北海道農政事務所

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衰退してしまった亜麻栽培を約40年ぶりに復活!


撮影データ

◯撮影年月日:平成29年7月~平成30年2月
◯撮影場所:当別町

〇亜麻の花
   亜麻の花は6月下旬から7月中旬に見頃を迎えますが、日の出と共に開花し、昼には散ってしまう可憐な花です。



一面に花が咲いている亜麻畑
一面に花が咲いている亜麻畑

薄紫色をした亜麻の花
薄紫色の花びらをした亜麻の花

昼には散ってしまい、畑にはたくさんの花びらが落ちています
昼には散ってしまい、畑にはたくさんの花びらが落ちています











〇亜麻栽培の歴史
   北海道の亜麻栽培は、明治時代に開始され、第一次・第二次世界大戦の戦時中は繊維の原料として亜麻生産が奨励されていました。しかし、終戦後、化学繊維の普及に伴い、昭和40年代には姿を消してしまいます。

〇「(有)亜麻公社」と「亜麻生産組合」
   当別町にある「(有)亜麻公社」は、歴史ある作物の「亜麻」を活用して事業(亜麻ルネサンス構想)を手がけたいという思いから、平成13年に亜麻栽培を始めました。(有)亜麻公社と連携して、亜麻の栽培を行う「亜麻生産組合」の組合長である津崎氏は「衰退してから長い時間が経った亜麻は、栽培方法をゼロから確立しなければならず、想像できないほどの苦労を重ねて十数年、試験栽培を行って技術を築いてきた」と言います。
   そんな農業者の苦労が実って、毎年7月には満開の亜麻の花畑を使った「亜麻まつり」が開催されるようになり、今では多くの観光客が訪れています。



約40年ぶりに亜麻栽培を復活させた「亜麻公社」
約40年ぶりに亜麻栽培を
復活させた「亜麻公社」
栽培開始当初から亜麻栽培に携わる亜麻生産組合 津崎組合長
栽培開始当初から亜麻栽培に携わる
亜麻生産組合   津崎組合長
第11回目を迎える亜麻まつりは7月に開催されます
第11回目を迎える亜麻まつりは
7月に開催されます











〇亜麻商品
   (有)亜麻公社では、亜麻の種子から採れる油を活用して商品製造を行っています。
   亜麻は一つのつぼみから10粒ほど種が採れます。収穫された種を搾油機の上部にある容器に投入し、機械内部で種に圧力をかけることで、搾りかすと油が抽出されます。その後、抽出された油はろ過され、黄金色の亜麻仁油やサプリメント、ドレッシング等に加工されます。


亜麻の種を投入
亜麻の種を投入
亜麻仁油を搾る搾油機
亜麻仁油を搾る搾油機
搾油後の搾りかすが出てきます
搾油後の搾りかすが出てきます
搾られた亜麻仁油は容器の中へ
搾られた亜麻仁油は容器の中へ
搾油後、機械によってろ過されます
搾油後、機械によってろ過されます
亜麻仁油
亜麻仁油
亜麻仁油サプリメント
亜麻仁油サプリメント
亜麻仁油ドレッシング
亜麻仁油ドレッシング



































〇亜麻の可能性
   亜麻の種子には、αリノレン酸が豊富に含まれ、高血圧、糖尿病、心臓病などの現代病や生活習慣病の予防と改善効果が期待されるほか、さまざまな用途への活用が望まれます。

   ぜひ皆さんも、あっという間に散ってしまう儚くも魅力的な亜麻の花を見学されてみてはいかがでしょうか。


取材
(有)亜麻公社(平成29年11月および平成30年2月)
亜麻生産組合(平成29年12月)

参考
(有)亜麻公社の取組事例(リンク)

写真
亜麻の里ホームページより一部引用

お問合せ先

北海道農政事務所札幌地域拠点

電話番号:011-330-8821
FAX番号:011-520-3064