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北陸農政局

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せきかわ活動日誌「ダムを知ってもらおう!(新潟県立高田農業高等学校の皆さんを招いて)」

10月5日(月曜日)及び8日(木曜日)に新潟県立高田農業高校の農業土木科の2年生を対象に、笹ヶ峰ダムの現場見学会を行いました。今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2つのグループに分けて2日間にわたって開催しました。生徒の皆さんは、笹ヶ峰ダムに来るのが初めてで、当日は2日間とも小雨が降る中、「寒い~」と声を上げ全国でも珍しい標高1,200メートルの高地にある笹ヶ峰ダムの洗礼を受けていました。当事業所の事業概要及び笹ヶ峰ダムの概要、小水力発電所、ダム内の工事現場、ダム管理棟の見学を行いましたので、その様子をお伝えします。

関川用水農業水利事業と笹ヶ峰ダムについて

見学会は、当事業所の事業概要を説明することから始まりました。前歴事業にて約40年前に造成したダムが、経年劣化により補修や改修が必要になったこと、ダム管理の効率化のためにシステム等を更新していること、当事業の受益地に水が行き渡るよう平野部の幹線水路等を補修していること等、生徒の皆さんは資料を見ながら熱心に聞き入っていました。
笹ヶ峰ダムについても、農地を潤す水を供給していること、明治時代からの水力発電と密接に関わっており、身近な生活を支えていることを説明しダムの重要性を知ってもらいました。

現場見学の様子


水の力をエネルギーに変えて ~小水力発電所~

笹ヶ峰ダムの概要を説明した後は、実際に現場の施設を見てもらいました。
令和元年7月より供用を開始した小水力発電所で、ダムから放流する水の力を利用して発電していることを説明しました。発電の仕組みや売電収入で土地改良区が行う施設の維持管理費等をまかなっていること等、ダムがもたらす新たな効果を説明しました。
見学時は、ダムの水位を下げていて小水力発電の稼働水位よりも低かったことから発電している様子は見られませんでしたが、ダムの水がどのように流れて小水力発電所や河川に放流されるのかを学んでもらいました。他にも、新しく小水力発電所を建設するにあたって、周辺の環境に配慮した設計を行っていることを説明しました。普段はなかなか来られない場所なので、生徒の皆さんは興味深そうに写真をたくさん撮っており、いい経験になったのではないかと思います。

小水力発電所を見学
小水力発電所を見学


初めての工事現場に各々・・・ ~洪水吐見学~

続いては、いよいよ施工中の工事現場を見学してもらいました。
現在、洪水吐のゲートを改修するために、これまで使用していたゲートの操作室の撤去工事をしており、その様子を見学してもらいました。次に、洪水吐の放水路からジャングルジムのように組まれた足場を実際に歩いてもらい、工事の現場を体感してもらいました。
実際に歩くと、生徒の皆さんは「揺れる~怖い~」「高くてすごい!」と興奮した様子で、その素直なリアクションを見て、見学に来てもらってよかったなと思いました。

足場を渡る生徒の皆さん

洪水吐に組まれた足場

ダムの司令室 ~ダム管理棟内見学~

最後に、ダムの管理棟内を見学してもらいました。
ダムの操作は、地元の関川地区土地改良区連合が行っていること、コンピュータやモニタを見ながらダムや小水力発電所、下流にある警報装置を操作していることを説明すると、「司令室みたいでおもしろい」「警報を聞いたことがある」など興味深そうに見入っていました。

小水力発電所を見学
ダム管理棟内の見学

さいごに

地元に近い笹ヶ峰ダムですが、生徒の皆さんは初めて来たとのことだったので、そんなにダムに来る機会ってないよなぁと思いつつ、こうして見に来てもらえて良かったと思いました。私自身も、高田農業高校のOBで学生時代を思い出してどんなことを説明しようかと思いながら当日は話していました。今回ダムを見学し、何か一つでも覚えて今後の進路の参考にしてもらえれば嬉しいです。
10月はダム周辺の紅葉が見頃でした。観光客も多く訪れる場所なので、今後も安全に留意しつつ、生徒の皆さんに誇れる仕事が出来るよう日々の業務に邁進していこうと思います。

お問合せ先

関川用水土地改良建設事業所

〒943-0154 新潟県上越市稲田1-1-7
電話:025-521-6040(代表)
FAX:025-523-8822

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