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北陸農政局

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せきかわ活動日誌「インターンシップ生がやってきた」

8月17日から28日までの2週間、当事業所に大学生2名がインターンシップ生としてきてくれました。
せっかくインターンシップに来てもらうのだから!ということで、新型コロナへの配慮を行いつつ、彼らには国営事業所での業務をリアルに体験してもらいました。

<主な実習内容>

  • ICTモデル事業(概要はこちら)の現地調査
  • 関川用水地区の事業の仕組みがわかるよう用水源である笹ヶ峰ダムや野尻湖のほか、上江・中江用水路、東北電力(株)施設の現地調査
  • 関川地区土地改良区連合や関川水系土地改良区の普段の業務や国営事業でつくられた施設の管理状況等についての研修
  • 各頭首工で取水している農業用水の流量観測
  • 事業所で実施している工事現場や監督業務の見学
  • 事業所と関係機関(新潟県、土地改良区など)との打合せへの出席

事業所では老朽化した施設を整備するにあたって、はじめに機能診断・設計を行い、施設管理者の方たちと相談しながら工事を実施しています。また、施設管理面での不具合があれば、整備と併せて対応することもあります。
インターンシップ生には、こうした仕事において土地改良区や工事業者としっかりコミュニケーションを取りながら進めていることや、現場で発生していることについて普段大学で学んでいることがどのように活かされているのかを感じてもらえるよう努めました。今回のインターンシップを通じて、こうした職場で働いてみたら面白そうだなと思ってもらえれば嬉しいです。

以下、インターンシップ生が寄せてくれた感想です。北陸農政局で働くことを考えているそこのあなた!ぜひ参考にしてみてくださいね。

<インターンシップ生の感想>

学生Sの感想

私たちは二人とも上越市出身で幼い頃から用水の歴史などに触れていました。その頃を思い出しつつ臨んだ今回のインターンシップでは、笹ヶ峰ダムを始め多くの水管理施設や工事現場を巡り、地元の知らなかった一面を実感することが出来ました。特に電力と農業が絡み合い複雑な様相を見せる関川の水資源利用方法はとても印象強く感じられました。また国家公務員の仕事については今まで「立案する仕事」と漠然とした理解でしたが、このインターンシップを通じて予想よりもはるかに現場に近く、また地域の方々の要望に沿いながら事業をよりよい方向へ進めていこうとする仕事ぶりを目の当たりにし、素直にかっこいいと感じ憧れを持ちました。2週間という短い間ではありましたが、座学では決して得られない現場ならではの考え方や経験を多く得ることができ、非常に今後の糧になるインターンシップとなりました。

学生Yの感想

「国家公務員の仕事を見てみたい」という単純な動機から始まり、ざっくりとしたイメージしか持たないまま本インターンシップに参加しましたが、実際に職場に訪れてみることで業務内容についての理解が深まり、より具体的なイメージを持つことができました。実習期間中は関係した施設の見学や当事業所以外の関係機関との会談などもあり、様々な経験をさせていただくこともできました。また、大学で学んでいる知識が現場で活かされていることを実感でき、今自身が学習していることをどのように将来に活かしていくかということを考える機会を得ることができたと思います。こうしたインターンシップに来なければ得られなかった知識、経験がたくさんあり、非常に価値のあるインターンシップに参加することができたと思いました。

<インターンシップの様子>

施設管理者の方からの機器の説明
施設管理者の方からの機器の説明

東北電力(株)施設と農業用水の関わりを勉強東北電力(株)施設と農業用水の関わりを勉強

ダムの集塵船に試乗ダムの集塵船に試乗

事業所の工事現場事業所の工事現場

流量観測(得られた結果は非常に参考になりました)流量観測(得られた結果は非常に参考になりました)

お問合せ先

関川用水土地改良建設事業所

〒943-0154 新潟県上越市稲田1-1-7
電話:025-521-6040(代表)
FAX:025-523-8822

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