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北陸農政局

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更新日:平成26年3月4日

埋蔵文化財調査 

岸渡洪水調整池(三次池)の建設予定地の一部が、砺波市教育委員会が指定する埋蔵文化財包蔵地「御館山館跡」を含んでいることから、平成23年7月に試掘調査、平成24年8月~9月に本発掘調査、平成24年度~平成25年度に鑑定・記録整理を行いました(調査主体:砺波市教育委員会)。

御館山館とは

御館山館跡は、戦国時代に天正の大地震で倒壊した木舟城(高岡市)の出城の跡として知られています。昭和40年頃に行われた圃場整備の前までは土塁状の地形も存在して、地元では「オタツヤマ」「ウタツヤマ」と呼ばれていた場所です。現地付近には地元有志で建立された石碑があり、地元に親しまれてきた遺跡です。

調査の様子

本発掘調査完了時(平成24年9月27日)

本発掘調査完了時

調査では堀、石組井戸、旧河道、土坑、ピットを検出しました。写真は石組井戸。

石組井戸

出土した物

土師器、珠洲、越前、木製品、越中瀬戸、陶磁器が出土。写真は石組井戸から出土した木製品(くりぬきの水溜)。

石組井戸から出土した木製品 

調査で判明したこと

  • 遺構・遺物は中世期(15~16世紀)を中心とします。
  • 遺構では市内で2例目となる石組井戸のほか、空堀と考えられる溝・土坑・ピットなどが見つかりました。
  • 地震痕跡(噴砂と断層)が見つかり、分析の結果、天正地震(1586年)と安政飛越地震(1858年)の2度の地震の影響を受けたと考えられます。
  • 地元には『舘城落城之書』という古文書が残っており、天正9年(1582年)7月に舘城(御館山館)が落城したとの記載がありますが、石組井戸などは天正地震(1586年)後に作られたことがわかり、落城後も人々が生活をしていたことが判明しました。

調査結果の保存

調査結果は富山県教育委員会に報告され、出土品と記録(位置データ、写真など)は砺波市教育委員会で保存されています。

お問合せ先

農村振興部防災課
ダイヤルイン:076-232-4727
FAX:076-234-8051

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