このページの本文へ移動

北陸農政局

メニュー

更新日:令和4年1月25日

令和3年度「食の知っ得(とく)講座」の様子

第1回「データで知る北陸の農林水産業」(10月18日(月曜日)開催)

北陸農政局では第1回目の「食の知っ得講座」を金沢広坂合同庁舎の「消費者の部屋」からZoomによるオンラインで配信しました。

農林水産省が行っている統計調査は、農山漁村地域や農林水産物の生産、流通・加工、消費の実態などを把握し、農林水産行政に反映するとともに、広く国民に提供しています。

調査の方法や目的、内容などを説明したあと、実際の調査データに基づいた北陸の「水稲の収穫量」や「農業産出額」、「農業経営体数や耕地面積の推移」等について、展示パネルを用いて分かりやすく解説しました。

また、聴講生からチャットで野菜の算出額や担い手の高齢化問題についての質問がありました。

講師やスタッフも緊張気味でしたが「食の知っ得講座」はまだまだ続きます。

知っ得講座風景1
   開講のあいさつをする消費生活課長

知っ得講座風景2

  ※第1回の講座は、統計部統計企画課が担当しました。

第2回「もったいない!減らそう食品ロス」(11月9日(火曜日)開催)

北陸農政局では第2回の「食の知っ得講座」を金沢広坂合同庁舎の「消費者の部屋」からZoomによるオンラインで配信しました。

まだ食べられるのに、捨てられてしまう「食品ロス」。世界で年間13億トンの食料が廃棄されており、世界の食料生産の3分の1の量に相当します。

その一方で、世界の9人に1人が栄養不足の状況。世界では人口増加が見込まれるため食品ロス削減が喫緊の課題となっています。

日本での食品ロスの現状、食品業界の「商慣習」の見直しや、私たちにもできる取組など今日からできることを、講師が掛け合い風にわかりやすく解説しました。

すぐ食べるのなら「てまえどり」!!買い物に行く前に冷蔵庫を確認!!

今日から取り組んで欲しいのん!!

食品ロス知っ得講座風景1

知っ得風景2

 ※第2回の講座は、経営・事業支援部食品企業課が担当しました。

第3回「100%米粉パンの世界」(11月29日(月曜日)開催)

北陸農政局では第3回の「食の知っ得講座」を金沢広坂合同庁舎の「消費者の部屋」からZoomによるオンラインで配信しました。

米粉パン誕生の歴史やいろいろな米粉パンとグルテン(小麦タンパク)、食品表示などについて詳しく説明をしました。

米粉パンの中には、原材料が100%米粉ではなく小麦成分が含まれるものがあるため、食物アレルギーの方や製造する事業者においても表示を充分理解し注意する必要があります。

また、最近の米粉・米粉パン事情について、展示されているパネルや加工品を用いての解説があり、消費者の部屋の雰囲気も充分味わえた講座になったのではないでしょうか。

視聴者からは、米粉の用途別基準による違いや米粉パンのレシピが知りたいなど深い関心が寄せられました。

100%米粉パン

100%米粉パン

 ※第3回の講座は、生産部生産振興課が担当しました。

第4回「知って防ごう!野生鳥獣被害の現状と対策」(12月14日(火曜日)開催)

北陸農政局では第4回の「食の知っ得講座」を金沢広坂合同庁舎の「消費者の部屋」からZoomによるオンラインで配信しました。

野生鳥獣被害の増大は営農意欲の減退や耕作放棄地の拡大を招き、農山村地域の衰退に繋がるといった、被害金額として数字に表れる以上の深刻な影響を与えています。

講座では、全国及び北陸地域の農作物被害の状況や被害を減らすための対策について詳しく説明をしました。

また、農作物被害対策とジビエとの関係、ジビエの消費を拡大するための取組やジビエの購入方法の紹介もありました。

これまで捕獲した野生鳥獣の処理は埋設を中心としていましたが、捕獲者に大きな負担となっていました。そこで、捕獲した個体をジビエとして活用することで農山村地域の所得向上といったプラス面の働きが期待されています。

最後に、消費者の部屋で展示している「黄金色のイノシシの毛皮」や「シカの角」なども視聴者の皆様にご覧いただきました。

知っ得4回目

知っ得4回目2

 ※第4回の講座は、農村振興部農村環境課が担当しました。

第5回「新たな観光スポット(遺産)を発見!」(1月18日(火曜日)開催)

北陸農政局では第5回の「食の知っ得講座」を金沢広坂合同庁舎の「消費者の部屋」からZoomによるオンラインで配信しました。

北陸農政局管内には、世界かんがい施設遺産として新潟県上江用水、富山県の常西合口用水、石川県の七ヶ用水、福井県の足羽川用水、世界農業遺産として新潟県佐渡市、石川県能登地域、日本農業遺産として新潟県中越地域、富山県氷見地域、福井県三方五湖地域が認定されています。

講座では、世界かんがい施設遺産、世界農業遺産及び日本農業遺産の認定基準や、それぞれの遺産について、どのようなことが評価されたのか詳しく説明しました。
また、地域の観光スポットやアクセス方法を含めて御紹介しました。

視聴者からは、「農業遺産」との名称だが水産業や林業も含まれるのか、遺産を後世に受け継ぐためにどのようなことを行っているかなど、関心を寄せる質問が多数ありました。

農林水産省では、農業遺産・かんがい施設遺産を旅する「ヘリテージツーリズム」としてモデルコースもPRしています。
皆さんも遺産を訪れ、農山漁村の美しい景観や地域の伝統文化に触れてみはいかがでしょうか。

 ※第5回の講座は、農村振興部設計課、農村環境課が担当しました。

お問合せ先

消費・安全部 消費生活課

担当者:消費者相談係
代表:076-263-2161(内線3751)
ダイヤルイン:076-232-4227
FAX:076-261-9523