このページの本文へ移動

北陸農政局

メニュー

今月の園芸特産作物:2月 ハトムギ

ハトムギ:イネ科-キビ亜科-トウモロコシ連-ジュズダマ属

ハトムギは、川辺で見かける多年生植物「ジュズダマ」の変種とされ、原産地はベンガル湾周辺のインドからベトナムにかけての熱帯アジアと考えられています。

インドシナ半島から2000年前頃、漢の武帝により中国に持ち込まれ、広く栽培されるようになり、日本には江戸時代(1700年代(享保年間))に中国から薬用として持ち込まれたと伝えられています。

現在では、全国(岩手県、栃木県、富山県、石川県、鳥取県、島根県等)で栽培されている1年生草本(草丈1.5m程度)です。


(写真提供:独立行政法人 金沢大学大学院医学系研究科)

ハトムギの栽培状況等

全国の栽培面積は約900haで、北陸管内における栽培面積は341haと、全国に占める割合は約4割となっており、富山県や石川県で作付がなされています。
主要品種は、「あきしずく」で、5月中旬以降「播種」、約130日の成長期を経て、9月中旬以降「収穫・加工」をおこないます。

北陸管内ハトムギ産地



円グラフ

(資料提供:公益財団法人日本特産農産物種苗協会)



収穫風景
(写真提供:石川県)

ハトムギの機能性

ハトムギの榖実(学名:種子)は、外から殻、薄皮、渋皮、子実から構成されています。

中国では古くから漢方薬や滋養強壮食として重んじられ、日本でも薬用、食用、健康茶用などに小規模に栽培されてきました。
漢方の生薬名は「ヨクイニン」※で、薬効としては、水分代謝を調節し関節や筋肉の腫れ、神経痛、関節痛や筋肉痛などの病変や胃腸病の改善の目的で漢方処方に配合されています。

また、ハトムギは栄養価が高く、精米に比べ2倍以上のタンパク質・必須アミノ酸、約8倍以上の食物繊維を含み、カリウム、ビタミンB1などの栄養成分が豊富で、さらにデンプンを分解するアミラーゼなどの消化酵素も豊富で、雑穀米原料等にも活用されています。



(写真提供:独立行政法人 金沢大学大学院医学系研究科)

 ※「ヨクイニン」とは・・・ハトムギ穀実を脱穀し乾燥させた子実であることを定義する。
 (「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」から引用)

北陸管内ハトムギ商品の紹介

主な使用目的は2つに分かれており、食品(お茶、精白粒、製粉、雑穀米原料、サプリメント、菓子加工等)、医薬品(化粧品等含む)に利用されています。
また、精白粒については、精白した丸粒状のものが多く流通していますが、挽き割りされた状態のものも販売されています。

近年、健康ブームの影響もあり、食品、サプリメント、化粧品等と幅広く開発されており、北陸管内においても、富山県(はとむぎ茶、精白粒等)、石川県(はとむぎ茶、化粧品等)など、色々な食品等に幅広く利用されています。



(写真提供:富山県)



(写真提供:石川県)


(写真提供:石川県)

お問合せ先

生産部園芸特産課

代表:076-263-2161(内線3336)
ダイヤルイン:076-232-4314
FAX:076-232-5824

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

Get Adobe Reader