このページの本文へ移動

北陸農政局

メニュー

今月の園芸特産作物:4月 にんじん

にんじん(セリ科ニンジン属)の原産地と来歴、種類

にんじんの原産地は、アフガニスタン周辺とされており、そこから、東西2つのルートに分かれて二系統のにんじんが日本に伝わりました。
1つ目は、13世紀に中国に広まり、16世紀末~17世紀に伝わった東洋種です。現在一般的に流通している品種は「金時にんじん」と呼ばれる品種です。
2つ目は、12~13世紀にヨーロッパに伝わり、江戸時代末期に長崎に伝わったものと、19世紀に米国を経由して伝わった西洋種です。栽培期間が短く、収穫作業のしやすい短根であることから、現在は西洋種の栽培が多く、「五寸にんじん」が主流となっています。

金時にんじん

金時にんじん

五寸にんじん

五寸にんじん

(出典(写真):独立行政法人 農畜産業振興機構)

北陸のにんじん生産

全国におけるにんじんの作付面積は17,800haで、出荷量は502,800t(平成28年産)となっており、出荷量の上位5県は1位が北海道、次いで千葉県、徳島県、青森県、長崎県となっています。

北陸管内での出荷量は6,710t(全国の約1.3%)で、新潟県5,020t、富山県666t、石川県436t、福井県585tとなっています。

出荷されるにんじんは、大きく春夏にんじん(4~7月)、秋にんじん(8~10月)及び冬にんじん(11月~3月)に区分されます。

北陸管内では、冬にんじんの出荷量が4,440tと生産の主体になっています。 


(資料:農林水産省統計部「平成28年産野菜生産出荷統計」)

北陸のにんじん

雪下にんじん

新潟県内でも特に豪雪地である津南町、十日町で栽培されており、「雪味にんじん」や「雪割にんじん」と呼ばれています。

畑に植えたまま雪の下で冬を越すことにより、味がマイルドで甘く、にんじん特有の青臭さが少なく歯切れの良さが特徴です。

また、津南町で栽培される雪下にんじんは「津南の雪下にんじん」としてGI(地理的表示保護制度)登録されています。

雪下にんじん

(出典(写真):新潟県 食品・流通課)

黒姫人参

黒姫山の山麓、新潟県柏崎市高柳町磯之辺地区で栽培されている長人参で、柏崎伝統野菜に認定されています。

越冬野菜として大正時代の出荷記録が残っており、日持ちがする、味や香りが強い、煮崩れしないという特徴があります。

黒姫にんじん

(出典(写真):柏崎市 農政課)

雪中にんじん

富山県では、冬季の気象条件を生かし、平成23年度より「とやまのカン(寒)・カン(甘)野菜プロジェクト」に取り組んでいます。
現在、16品目がとやまのカン(寒)・カン(甘)野菜として位置付けられており、にんじんは低温下でゆっくり育てることで甘さが増す野菜とされています。






(出典(写真):富山県 農産食品課)

お問合せ先

生産部 園芸特産課

代表:076-263-2161(内線3334)
ダイヤルイン:076-232-4314
FAX:076-232-5824

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

Get Adobe Reader