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北陸農政局

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今月の園芸特産作物:7月 えだまめ

えだまめ(マメ科ダイズ属)の原産地と来歴

えだまめは、大豆の未成熟な豆を食用とする野菜です。もともとは子実用の品種の若さやを食していましたが、現在はえだまめ専用の品種が400品種以上あるといわれています。
大豆の原産地は、東アジア、主に中国北部といわれています。大豆は、日本へは縄文・弥生時代には伝来し、「古事記」や「日本書紀」には米や麦とともに五穀のひとつとして記されています。

しかし、未成熟な豆をえだまめとして食すようになったのがいつ頃か、正確には分かっていません。17世紀末の江戸時代に、枝に付いたままの状態でゆでてそのまま食べ歩く、ファストフード感覚の食物となっていました。
古くは田植えの終わったあぜ道に農家の自家用として作っていたので、「あぜまめ」と呼ばれていました。その後、枝付きで売られていたことにより、えだまめが一般的な呼び方となりました。

なお、未成熟の大豆をえだまめとして食べる食習慣は、長い間、日本独自のものでしたが、健康志向に伴う日本食ブームや冷凍技術の普及により、北米、ヨーロッパ等海外でも塩ゆでしたえだまめが食べられるようになっています。

えだまめの主な種類

えだまめ 
(画像提供:独立行政法人 農畜産業振興機構)



主に市場に出回っているえだまめは、粒が中位の大きさで、褐色の毛を持つ極早生(秋田・奥原系)、中~大粒で褐色の毛を持つ早生(白鳥系)、やや大粒で白い毛を持つ中晩生(白毛系)に大別できますが、流通の大半を占めるのは白毛系です。

その他、地方野菜として根強い需要のある山形県の「だだちゃ豆」、福島県・秋田県の「五葉豆」、新潟県の「茶豆」等、さやや豆が茶色豆系の品種や、兵庫県丹波地方の「黒豆」等、地方には独自の品種が色々あります。

えだまめの生産概況


作付面積(28年産)は、全国で12,800haとなっています。全国1位は新潟県で、次いで山形県、秋田県、群馬県、北海道の上位5県で50%を占めています。

北陸4県のえだまめの収穫量(28年産)は5,800tと全国の収穫量の約8.8%で、県別に見ると新潟県5,400t、富山県226t、福井県144t、石川県27tとなっています。

えだまめ作付面積・収穫量 資料:農林水産省統計部「平成28年産野菜生産出荷統計」

北陸のえだまめの産地

北陸管内のえだまめの主な産地は、新潟県新潟市、長岡市、上越市、富山県射水市などで、地方野菜である新潟県の「茶豆」の主要産地は、新潟市南区白根、新潟市西区小平方(旧西蒲原郡黒埼町)となっています。国による地理的表示(GI)制度にも登録されている「くろさき茶豆」は、食味の良さからも広く認知されています。新潟県の8月の日照時間は約211時間(東京都は約169時間)と長く、日照量が多い分、栄養分を多く蓄えることができます。また、茶豆は、熟すと旨み成分であるアミノ酸や糖が減り、味が落ちてしまうため、実入りが8割程度の若いうちに収穫しています。

えだまめの選び方

えだまめは、色が鮮やかで、ふくらんだ豆の粒の大きさがそろっているものを選びましょう。枝付きのものは鮮度が保たれているので、より新鮮な豆の風味を味わえます。葉が生き生きとしており、丈が低く、さやが密生しているものを選びましょう。

 (画像提供:独立行政法人 農畜産業振興機構)

えだまめの保存方法

えだまめは、時間の経過とともに独特の風味と甘さが落ちてしまうため、鮮度がとても大切です。その日のうちに食べきれない分も、買ったその日のうちにゆでておき、上手に保存するのが美味しさを保つ秘訣です。

保存する場合は、短時間で硬目にゆであげ水分を飛ばし、保存袋に入れ冷凍庫へ入れます。
食べる直前に凍ったまま熱湯でサッとひとゆですれば、ちょうどよい食感とそのままの旨みを楽しむことができます。

えだまめの栄養と機能性

大豆は「畑の肉」と呼ばれるくらい栄養価が高く、えだまめにも同様にたんぱく質のほか、カルシウム、ビタミン類、食物繊維、鉄、カリウム等の栄養成分を豊富に含んでいます。特に他の野菜にも含まれる葉酸が多く含まれ、体の成長、貧血の予防、生活習慣病等に効果があります。

また、胃腸が弱いため夏バテを起こしている人に共通しているのが、ビタミンB1やB2等の不足といわれていますが、えだまめはビタミンB1やB2を多く含んでおり、手軽に食べられる野菜として、夏バテ防止や疲労回復に効果的といえます。

お問合せ先

生産部 園芸特産課

代表:076-263-2161(内線3333)
ダイヤルイン:076-232-4314
FAX:076-232-5824

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