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北陸農政局

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今月の園芸特産作物:11月 いちご

いちご(バラ科オランダイチゴ属)のルーツ

今から約200年前にオランダで、南アメリカ原産のチリ品種に北アメリカ原産のバージニア種が交配されて大粒の品種になったのが、現在栽培されているいちごのルーツといわれています。
日本には江戸末期にオランダから長崎に伝えられ「オランダいちご」と呼ばれました。

いちごの果実

私たちが食べている赤い実は、果実ではなく「花托(かたく)」といって果実のベッドの役目をしている部分で種のようなつぶつぶが本当の果実です。

いちごの生産


いちごは、関東、東海、九州地方を中心に栽培されており、栃木県、福岡県、熊本県で全国の約3割を出荷しています。

平成28年産の全国の作付面積は5,370ha、出荷量は159,000tとなっており、北陸地方では新潟県を中心に141ha栽培されています。

北陸のいちご生産分布図
農林水産省「野菜生産出荷統計」(28年度)

いちごの品種

1899年に福羽逸人博士がフランスから導入した品種を改良して日本で最初に「福羽(ふくば)」を育成し、これが親となって次々と新品種が生まれました。
現在は栃木県の「とちおとめ」、福岡県の「あまおう」、佐賀県の「さがほのか」、熊本県の「ひのしずく」、静岡県の「紅ほっぺ」等が主力品種として出回っています。
また、大きないちごの「スカイベリー」や白いいちご「天使の実」などの新しい品種が出ています。

とちおとめ(栃木県産)あまおう(福岡県産)

あまおう(福岡県産)とちおとめ(栃木県産)

(画像提供:独立行政法人農畜産業振興機構)

北陸産のいちご

<大粒で芳醇な香りとジューシーさが魅力の「越後姫」>


「越後姫」は、関東地方の「女峰(にょほう)」、九州地方の「とよなか」や東北生まれの「ベルルージュ」などのいちごの特徴を引継ぎながら平成6年に新潟県園芸研究センターで育種により誕生しました。

特徴として、より大粒でより甘く、果汁味あふれる、なめらかな果肉食感があり、華やかでうっとりするような濃厚な香りがあります。

越後姫

新潟市、新発田市、五泉市を中心に県内各地で栽培され、いちごの主要産地である九州や関東地方に比べ、春の訪れが遅い新潟県では出荷期間も遅めとなります。また、11月頃から出荷が始まる越後姫ですが、出荷量の大半は4月以降に出荷されます。

出荷スケジュール

(画像提供:新潟県 食品・流通課)

いちごの保存方法

生で食べるとき

  1. パックから出し、重ならないようにポリエチレン袋などに入れて、冷蔵庫で保存。
  2. 水洗いした場合は、カビが生える可能性があるので水分を取ってから保冷。

ジャムにするとき

  1. いったん冷凍するのがおすすめ。生のいちごを使用するよりも、なめらかにできあがる。
  2. 冷凍するときは、いちごを水洗いしてヘタをとり、水分も取り除いてフリーザーバッグに入れて冷凍室へ。

いちごの食べ方

いちごの豊富なビタミンCを生かすにはそのまま食べるのが一番です。
水洗いする前にヘタを取ると、ビタミンCが流れ出す上、味も水っぽくなってしまうので、ヘタを付けたまま洗いましょう。
また、いちごはヘタのほうが酸っぱいので、まずヘタ側から食べて先端のほうを後に食べるとおいしくいただけます。

お問合せ先

生産部 園芸特産課

ダイヤルイン:076-232-4314
FAX:076-232-5824

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