
近藤地方参事官挨拶
米の消費の減少が続く中、国をはじめ関係者が一体となって米粉の利用促進を図っています。このような中、米粉の持つ特性を活かした様々な米粉製品作りが全国各地で取り組まれています。
近年、米粉の品質の向上、菓子・料理用などの「米粉の用途別基準」・小麦グルテンアレルギーに対応した「ノングルテン米粉表示ガイドライン」に適合した米粉の出回りなどにより、製パン業者などの食品加工事業者を中心に需要が増加傾向にあります。
しかしながら、一般家庭や給食で米粉が利用される機会は、いまだ多くはありません。この用途別基準やノングルテン表示ガイドラインに適合した米粉商品を身近に知っていただくため、実際にこれらを使用した米粉料理講習会を開催しました。
令和2年2月26日(水曜日)13時30分~16時30分
福井県生活学習館(ユー・アイふくい)調理実習室
冒頭、近藤浩地方参事官から挨拶
出本基行生産振興課行政専門員から、「知っている?日本の食料事情」、「米粉をめぐる状況について」、「ノングルテン米粉料理レシピ集」について配付資料で説明
はじめに食のよろず研究代表で料理研究家の出倉弘子講師により、ノングルテン玄米米粉や用途別基準1番の料理・菓子用米粉を使用した調理メニュー「米粉ドリア」「人参の米粉クリームコロッケ」、「米粉しゅうまい」、「米粉チヂミ」、「勝山水菜の米粉ロールケーキ」をレシピに従い実際に調理しながら、各メニューでの米粉を使用するメリット、調理上の注意点等の説明を行った。
参加者は各調理台に別れ、レシピを見ながらしゅうまい、チヂミ、ロールケーキの調理を行った。講師及び助手は、各調理台をまわり、適時、手助けや調理上の注意点の説明を行った。
各調理台ごとに後片付け後、作ったものを試食しつつ講師及び出本と質疑応答を行った。
お問合せ先
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