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農林水産省

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第1回家畜改良増殖推進検討会の概要

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平成17年6月24日
農林水産省 生産局

  1. 日時
    平成17年6月10日(金曜日) 13時30分~16時00分
  2. 場所
    東京都千代田区霞ヶ関1-2-1 農林水産省本館1階生産局第1会議室
  3. 出席者
    委員(別紙参照(PDF:13KB)
    家入委員、板井委員、小川委員、加藤委員、木下委員、柴田委員、平山委員(代理出席)、松永委員、宮崎委員、渡邉委員
    事務局
    畜産部長、畜産振興課長、畜産振興課生産技術室長、畜産振興課課長補佐(企画班、乳牛班、肉牛班、中小家畜班、改良技術班)等
  4. 議事概要
    宮崎委員を座長に選出した後、事務局から「検討スケジュール」、「家畜改良増殖目標達成のための体制強化の視点」及び「家畜改良増殖体制の現状と主要検討事項」について説明が行われ、その後、質疑応答と意見交換が行われました。委員からの主な発言は以下のとおりでした。
    • 家畜改良をめぐる事情や改良体制は畜種ごとに異なるので、今後開催する畜種別検討会において十分な検討が必要である。特に役割分担については、畜種別検討会においてよく整理した上で、現行の改良体制を強化する方向で検討すべきである。
    • 国や都道府県の厳しい財政事情を踏まえれば、国のイニシアチブの下に、(独)家畜改良センターを中心に都道府県や関係機関が相互協力して家畜改良に取り組むことができる体制が必要ではないか。
    • 地鶏や肉用牛については地域ブランド品があり、都道府県間で成果を競っていることを踏まえて家畜改良における都道府県の役割を考える必要がある。
    • 関係機関が連携して海外と対抗できる家畜改良をいかに効率的に行うかが課題である。また、改良手法についても検討が必要である。
    • 我が国の家畜生産を輸入精液に依存するのは問題であるが、乳用牛や豚では、輸入精液や海外からの種畜導入により国産種畜の改良を行っている側面もあることから、改良を目的とした精液輸入等は必要である。一方、我が国固有の品種である黒毛和種等を対象に改良を行う肉用牛については、種雄牛や育種改良用雌牛など国内育種資源の遺伝的多様性の確保が必要である。
    • 乳用牛のように元々海外が原産地の畜種であっても、我が国の気象条件に適合するよう改良を行うことが重要であり、国産種畜の利用を促進していくには、日本の気候風土や消費者ニーズに適応し、かつ、海外よりも優れた能力を持つよう家畜改良を行う必要がある。
    • 乳用牛では海外に負けない国産種雄牛が作出されている。国産種畜の利用を図るには、優れた国産種畜の存在をPRすることが必要である。
    • 乳用牛における牛群検定は酪農経営の改善にも大きく寄与するものであり、家畜改良の視点のみで牛群検定を推奨しても参加は拡大しないのではないか。
    • 家畜改良への生産者の参画を拡大していくには、改良組織の質的充実や検定の効率化が必要であるとともに、大規模経営体や自動搾乳の導入に対応できるように検定手法を工夫する必要がある。
    • 肉用牛の育種改良は、伝統的に、地域の生産者全員で組織された育種組合(又は改良組合)が自ら種雄牛を作出するなどそれぞれ独自に改良を実施してきた。肉用牛の改良を効率的に行っていくためには、広域的な取組の実施が必要であることは理解できるが、地域のモチベーションや育種資源の確保の観点からすれば、既存の組織や取組を大幅に変更することは困難である。
    • 豚の改良においては、系統造成の基礎となる原種豚が国内で確保できず海外に依存している状況にあり、国内で純粋種を確保し利用できるように工夫する必要がある。また、人工授精の普及による血統交流の促進を図りつつ、肥育豚の産肉成績を収集し種豚の改良にフィードバックできる体制の整備が必要である。
    • 豚については、輸入豚肉との差別化を図ることがポイントであり、そのためには、消費者ニーズを踏まえた改良と遺伝子育種の導入等手法の見直しによる改良速度のスピードアップが必要である。
    • 鶏については、海外での改良を真似するのではなくひと味ちがう改良を行う必要がある。また、我が国では、テーブルエッグの需要が多くそれに向けた改良を行っているが、海外においても日本向けの改良を行っているとの情報もあるので注意が必要である。さらに鶏は病気に弱いので、改良だけでなく鶏病対策も併せて行う必要がある。

お問い合わせ先

生産局畜産部畜産振興課畜産技術室
担当者:太鼓矢、高瀬
代表:03-3502-8111(内線3896)
ダイヤルイン:03-3591-6745

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