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農林水産省

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第1回畜種別検討会(肉用牛)の概要

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  1. 日時
    平成17年7月11日(月曜日) 13時30分~17時00分
  2. 場所
    東京都千代田区霞ヶ関1-2-1    農林水産省生産局第1会議室
  3. 出席者
    委員:別紙参照(PDF:12KB)
  4. 議事概要
    検討会の座長に菱沼委員が選出され、事務局より配付資料の説明が行われた後、意見交換が行われました。委員からの主な発言は以下のとおりでした。
    • 精液の供給者が異なっても、同じ系統の種雄牛を使用している場合が多々ある。遺伝的多様性の観点で見れば、種雄牛の系統が重複している。
    • 「遺伝的多様性」と「枝肉の形質の多様性」では違う。ここを整理して認識することが必要である。
    • 肉用牛の改良体制については5年前に議論をし、それに基づいて取組をしてきたが、成果が見えないのは、遺伝的多様性の確保。生産者にも改良担当者にもこの問題の重要性がピンと来ていないのではないか。
    • 遺伝的多様性の確保については、ジーンバンクや凍結精液等でも行なっている。こういったものも併せて全体を把握し、調整することが必要である。
    • 性判別の技術は、遺伝的多様性の確保のための手法としても有用ではないか。また、ゲノム解析の研究成果も出始めており、このような新しい技術をどのように改良へ活かしていくか検討していくことが必要ではないか。
    • 経営的な問題などを考えれば、生産者段階で遺伝的多様性の確保の重要性を理解してもらうことは難しいが、どのようにして理解してもらうか検討すべき課題ではないか。
    • 1頭の種雄牛の種付頭数に枠を設けるなどを検討しないと、有名な種雄牛を使いたがる生産者段階で遺伝的多様性の確保は難しいのではないか。
    • 良いと思われる上位の種雄牛の高い精液をつけたからといって、生産者は儲かっているのか。改良のための改良だけではなく、経営安定のための改良という視点も必要ではないか。
    • 肉用牛の育種改良は、伝統的に、地域の生産者全員で組織された育種組合(又は改良組合)が自ら種雄牛を作出するなどの取組を行ってきたが、これは、このような取組により値段が上がり儲かるという意識があったからであり、生産者が育種に取り組むためには、経営的にメリットがあるということが大事なのではないか。
    • 脂肪交雑にこだわらない肥育農家もおり、こういった肥育農家と繁殖農家の接点をどうつくるかを検討することも必要ではないか。
    • これまでのように都道府県段階で特長のある種雄牛を維持できなくなりつつある。
    • 特定の種雄牛の精液生産に偏りすぎていることが、肉用牛の改良を遅らせている。
    • 「家畜改良への生産者の参加の拡大」の具体策が、枝肉情報の収集だけではもの足りない。増体性や飼料利用性等改良目標達成のためにも検討が必要である。
    • 改良の方向としては、繁殖性を視野に入れることは良いことである。
    • 体外受精卵の活用もぜひ盛り込んで欲しい。

お問い合わせ先

生産局畜産部畜産振興課畜産技術室
担当者:関村、飯野
代表:03-3502-8111(内線3909)
ダイヤルイン:03-3591-6745

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