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農林水産省

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第2回畜種別検討会(乳用牛)の概要

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  1. 日時
    平成17年8月5日(金曜日) 13時30分~17時05分
  2. 場所
    東京都千代田区霞ヶ関1-2-1    農林水産省本館1階生産局第2、3会議室
  3. 出席者
    委員(別紙参照(PDF:23KB)
    伊佐地委員、加藤委員(代理出席)、亀田委員、菊池委員、酒井委員、富樫委員、長岡委員、信國委員、平山委員、吉川委員
    事務局
    農林水産省:
    畜産振興課生産技術室長、畜産振興課課長補佐(乳牛班、企画班、改良技術班)等
    (独)家畜改良センター、(社)家畜改良事業団、(社)日本ホルスタイン登録協会等
  4. 議事概要
    事務局から配布資料の説明が行われ、その後、質疑応答と意見交換が行われました。委員からの主な発言は以下のとおりでした。
    (1)酪農経営と密接に結びついた乳用牛改良
    • 国内での乳用牛改良の必要性については、輸入精液を使うことは海外の育種事業に加担することになると言うのではなく、既に日本には外国からたくさんの育種資源が入ってきており、日本の環境にあった種雄牛を作るとか、要望に応じた種雄牛を作るとした方が、生産者は理解できる。
    • 輸入精液が増加しているのは、日本のAI事業体がアメリカ、カナダのAI事業体の販売戦略に負けているからである。改良のために輸入精液を使うのは良いが、コマーシャルベースの生産に輸入精液を使うことは問題だ。外国の酪農家は改良目的以外で他国のものは使わない。それは国内で改良ができているからである。
    • これまでの乳量の伸びは、NTP上位のものも、輸入精液の能力の低いものも使われた結果の平均値である。NTPのトップ40を集中的に利用していれば、本来より高い乳量の伸びが達成できたはずであり、NTPトップ40相当以下の輸入精液を使うことは、能力が下がることにつながることを明らかにすべき。

    (2)精液利用の現状と国内の精液供給体制の問題点
    • 改良のために輸入精液を使っている人は、目的を持って使っているので問題ないが、良くないのは、他人に言われるまま何も考えずに使用する人である。
    • カナダなど海外はいくつかのAI事業体が種雄牛を作っているが、精液の販売は、調整しあって相互流通(販売)している。日本においてもコスト面から更なる相互流通を考えていくべき。
    • 日本のAI事業体にとって、国内にしか市場がないことが問題の根源である。輸出を含め、流通を変えないと解決しない。
    • 海外への輸出については、為替の関係もあり、日本から能力の高い牛をもっていってもペイしないのではないか。

    (3)国内育種資源の活用を中心とした乳用牛改良の推進
    • 国内育種資源を活用した乳用牛改良を推進するため、日本の飼養環境に対応したきめ細かな情報に基づく育種手法の検討が必要。
    • 酪農家にとっては、純国産の種雄牛であっても、輸入精液で作られた種雄牛であっても、能力の高い種雄牛であれば、どちらでも良い。単に国産ということではなく、国産でより能力が高いものが出来ることを理解してもらうことが必要。
    • 既に殆どの海外の有名な血統(ファミリー)は、何らかの形で日本に入ってきており、それらの日本の血統を使えば良い。
    • これからが国産種雄牛づくりに対するAI事業体の取組のスタートである。国産種雄牛づくりを促進するため、候補種雄牛に一定の国産比率を条件化すべきではないか。

    (4)牛群検定の実施率向上
    • 安全・安心な生乳への対策が必要。牛群検定を利用して体細胞数などの生乳の質の向上につなげるべきである。牛群検定は生乳生産のインフラである。
    • 牛群検定は個体毎の乳質管理が可能であることから、近年の安全・安心で良質の生乳に対する消費者ニーズに対応していくための生産段階での重要な取組となっていることを強くアピールすべき。
    • メガファームのような自分のところでデータが取れる農家から小規模でデータが取れない農家まで様々あり、色々な牛群検定参加の指導方法を考えた方が良い。
    • 自家検定でデータを取っている人にとっては、何らかのメリットがなければ、データは出さない。

    (5)乳用牛改良体制の今後の展開方向
    • 牛群検定、後代検定、血統登録及び体型審査などのデータを個体識別を活用し、ジョイント出来るようにして欲しい。

お問い合わせ先

生産局畜産部畜産振興課畜産技術室
担当者:俵積田、佐々木、村田
代表:03-3502-8111(内線3907)
ダイヤルイン:03-3591-3656
FAX:03-3591-7233

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