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農林水産省

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第8回農業資材審議会飼料分科会飼料栄養部会 議事概要

1. 日 時

平成30年2月5日(月曜日)14時00分~16時00分

2. 場 所

農林水産省 第2特別会議室

3. 出席委員(敬称略・五十音順)

(敬称略):松井徹(座長)、阿部啓之、勝俣昌也、川島知之

4. 配付資料

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4. 会議の概要

(1)飼料の公定規格の改正

今回申請のあった飼料原料(1 とうもろこしジスチラーズグレインソリュブル、2 天かすパウダー、3 食品副産物、4 酵素分解物脱皮大豆かす)について、公定規格の備考の3の別表第1から第3に、アミノ酸及び非フィチン態りんの成分量並びに可消化養分総量等の値を設定することについて審議、了承された。
ただし、委員から以下の意見が付されたことから、告示改正案を以下(ア)~(エ)のとおり修正し、部会長の確認を経て答申とすることとされた。

  • (ア) 1については、鶏のMEについて、2.576を2.580に丸めること。
  • (イ) 2については、備考欄に「粗脂肪含量おおむね30%」の記載をすること。名称は「天かす粉末」とすること。
  • (ウ) 3については、備考欄の記載を「粗脂肪含量15%以下」に修正すること。
  • (エ) 4については、チロシン及びトリプトファンに係る試験結果の一部が不足しておりデータとして採用できないことから、提出書類から当該データについては削除すること。

また、委員から、事務局は次回以降の申請について、申請者からの提出書類の中に倫理規定に係る規定の記載を求めるよう、検討を行うべきであるとの意見が出された。

(2)全脂粉乳の粗脂肪の分析について(事務局からの報告)

第7回飼料栄養部会(平成29年1月31日開催)で報告した全脂粉乳の粗脂肪の分析に係る検討について、以下のとおり現状報告。

現在、FAMICにおいてレーゼゴッドリーブ法を飼料分析基準に採用するための検討を行っているところ。本年度で分析法の開発を終え、来年度に共同試験による妥当性確認を実施し、分析基準検討会での審議を行う予定。同検討会で了承されれば、平成31年度初頭に飼料分析基準に掲載される見込み。FAMICにおける検討状況に合わせて、当部会においても、公定規格の改正に係る審議を行うこととなる見込み。

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