日本の農業は、世界とくらべて肥料(ひりょう)を使う量(りょう)が多いといわれていますが、どのくらい使っているかおしえてください。
こたえ
日本の農業で使われている化学肥料(かかくひりょう)の量は、2008(平成20)年のデータでは259kg/ha(ヘクタール)でした。化学肥料のほかにたい肥(ひ)などもかなりの量が使用(しよう)されていると考えられます。
諸外国(しょがいこく)と化学肥料の使用量を比べてみると、日本を100とした場合、イギリスは80、ドイツは61、フランスは53で、韓国(かんこく)が164になります。
これは国にって土の性質(せいしつ)が違(ちが)うことが原因(げんいん)です。
ちなみに2018(平成30)年における農業経営(のうぎょうけいえい)にかかる費用(ひようのうち、肥料代は水田(すいでん)で10%、畑作(はたさく)で16%、野菜で(やさい)10%、果樹(かじゅ)で7%となっています。
出典
農林水産省ホームページ 「肥料をめぐる事情」
https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_hiryo/
農林水産省ホームページ 平成24年度 食料・農業・農村白書「単位面積当たりの化学肥料・農薬使用量の国際比較」 https://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/h24_h/trend/part1/chap3/c3_8_01.html
令和3年更新

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