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農林水産省

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藍(あい)染めの藍はどこで生産されているかおしえてください。

こたえ



藍染めに使われているのは「タデアイ」というタデ科の植物で、「小上粉(こじょうこ)」や「小千本(こせんぼん)」などの品種があります。
身近(みぢか)なタデ科の植物には、ソバや雑草のイヌタデなどがあります。

2018(平成30年)度の藍の栽培面積は、全国で24.6ヘクタールです。
おもな産地の1位は徳島県で16.9ヘクタール(69%)、2位は北海道で4ヘクタール(16%)、3位は青森県で1.1ヘクタール(5%)、4位は兵庫県0.9ヘクタール(4%)です。

藍が一番きれいな青に染まるのは7~8月ごろの葉です。
地ぎわから1~2センチのところで刈(か)りとります。(1番刈り)
刈ったところからふたたび芽(め)をのばしてたくさんしげらせるので、1ヵ月後に刈りとります。(2番刈り)
刈った葉を乾かした後、葉と茎(くき)に選別(せんべつ)します。これを「藍粉成し(あいこなし)」といい、仕上がった藍の葉は「葉藍(はあい)」とよばれます。
葉藍をこまかくきざみ発酵(はっこう)させて作られる「スクモ」で染め液(えき)をつくり藍染めをします。

参考

徳島県ホームページ「藍の統計概要」
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/tokusan_nousaku/index.html

公益財団法人徳島県特産協会「阿波の手仕事:阿波藍」(外部リンク)
https://tokushima-bussan.com/crafts/awa-ai/

「そだててあそぼうアイの絵本」農文協

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