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農林水産省

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世界で遺伝子組換(いでんしくみか)え農作物はどのぐらい生産されていますか。日本に輸入(ゆにゅう)されているのですか。

こたえ



2019(令和元)年の世界における遺伝子組換え農作物の商業栽培面積(しょうぎょうさいばいめんせき)は1億9040万ヘクタール(日本の農地面積の約43倍)で、栽培国(さいばいこく)は29か国になります。

日本では、いままでの食品と同じように食べても安全であることが確認(かくにん)された遺伝子組換え食品だけが販売(はんばい)や輸入が許可(きょか)されています。
日本で使用が認められている遺伝子組み換え作物(2021年5月現在)
トウモロコシ、ダイズ、ナタネ、ワタ、テンサイ、ジャガイモ、アルファルファ、パパイヤの8種類


日本には多くの遺伝子組み換え作物が輸入されています。
遺伝子組み換え作物が多く使われているのは、コーン油、ダイズ油、ナタネ油、綿実(めんじつ)油などの食用油、しょうゆ、コーンスターチ、コーンシロップなどです。
また、遺伝子組み換え作物は家畜(かちく)の飼料(しりょう)としても多く使われています。


日本における自給率では、トウモロコシ、ワタ、ナタネが0%、ダイズは6%のなかで、国内需要(じゅよう)を海外からの輸入により賄(まかな)っています。
日本への主要輸出国(しゅようゆしゅつこく)では遺伝子組み換え品種が高い割合で使用されているので、日本に輸入される農産物の9割程度が遺伝子組み換え作物品種であると推測(すいそく)されます。

参考

農林水産省ホームページ 「遺伝子組み換え作物をめぐる国内外の状況」
https://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/carta/zyoukyou/index.html

バイテク情報普及会ホームページ(外部リンク)
https://cbijapan.com/


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