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農林水産省

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すいかの縞(しま)はなぜあるのですか。

こたえ


定説(ていせつ)とはいえませんが、次のような説(せつ)がありますのでご紹介(しょうかい)します。
すいかはアフリカのカラハリ砂漠(さばく)付近(ふきん)が原産地(げんさんち)とかんがえられており、現在(げんざい)も野生(やせい)のすいかが自生(じせい)しています。
砂漠のすいかは雨が降(ふ)ると芽(め)を出して茎(くき)を伸(の)ばし、葉(は)をしげらせます。
しかし、果実(かじつ)が熟(じゅく)す頃(ころ)には乾燥(かんそう)によって茎や葉は枯(か)れ、果実だけとなります。
雨が降らない砂漠では、種子(しゅし)は広く分散(ぶんさん)されないと絶滅(ぜつめつ)してしまいます。
分散(ぶんさん)させる方法(ほうほう)としては、鳥類(ちょうるい)が果肉(かにく)といっしょに食べた種子(しゅし)が、消化(しょうか)されずに糞(ふん)の中に混(ま)じって新天地(しんてんち)に落(お)とされることが必要(ひつよう)です。
果実(かじつ)に縞(しま)があれば、より遠(とお)くから、また高いところからも発見(はっけん)されやすくなります。
逆(ぎゃく)に縞のないものは鳥などに発見(はっけん)されにくくて、なくなっていったと推測(すいそく)できます。

参考

株式会社萩原農場ホームページ「スイカとメロンのQ&A」(外部リンク)
http://www.suika-net.co.jp/user_data/faq.php



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