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農林水産省

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からしやわさびには、かびなどを防(ふせ)ぐ成分がありますか。

こたえ



和からしの辛(から)さとわさびの辛さの主成分(しゅせいぶん)は同じで、辛さの正体(しょうたい)は「アリルイソチオシアネート(アリル芥子(からし)油)」という揮発性(きはつせい)の物質(ぶっしつ)です。

このアリルイソチオシアネートの母体成分(ぼたいせいぶん)は和からしとわさびに含(ふく)まれるシニグリンという物質です。

シニグリン自体は辛くないのですが、和からしやわさびをすりつぶすことによって、水分と酵素(こうそ)の作用によって加水分解(かすいぶんかい)してアリルイソチオシアネートを発生(はっせい)させます。

アリルイソチオシアネートには、強力な殺菌作用(さっきんさよう)、つまり菌(きん)をおさえる作用があるといわれています。

参考

S&Bホームページ「スパイス&ハーブ別のQ&A」(外部リンク)
https://www.sbfoods.co.jp/sbsoken/qa/spice-herb_item.html
「旬の食材別巻 ハーブ&スパイス図鑑」講談社

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