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農林水産省

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森林が破壊(はかい)される原因(げんいん)は、どのようなことがありますか。

こたえ



大雪や大雨、台風、低温、日照り(ひでり)などの自然災害や山火事などは森林に大きな被害をもたらします。

しめった雪が枝や葉べったりとはりつき、やわらかい幹(みき)の上部をおじぎしたように曲げます。雪は水分が多いほど重く、曲がった木にどんどん降りつもって、やがて太い木が雪の重みにたえきれずに折(お)れはじめます。

春の太陽が雪の表面を1日に15~20センチもとかします。とけた水は土の中に吸いこまれていきます。それは60ミリ以上の雨が毎日降り続くのと同じ水分を大地に与えます。暖かい日が3週間も続くと、山の粘土質(ねんどしつ)の土地は水をたっぷり吸ってやわらかくなり、やがてズルズルと地すべりを引きおこして、土砂(どしゃ)が木々や田畑みんなまとめて押(お)しながしてしまいます。

大雨をともなう台風では、背が高く枝もよく張った風当たりの強い大木をたおします。たおれなかった木も大きく揺(ゆ)れるので地盤(ぢばん)に割れ目が入り、根は傷つき、やがては幹もくさります。台風後の森林には枯れ木が多くなり、虫害がおこりやすくなります。

若(わか)い木々は成長期には低温によって、芽や葉が凍(こお)ったり(凍害(とうがい))、寒風で枝葉(えだは)の水分がなくなって枯(か)れてしまいます。また、植物は乾燥(かんそう)が大敵(たいてき)ですが、フェーンは30℃をこす高温の風がふきおろして若木を痛めます。


山火事は、いったん火が付くと消すのが大変です。おき(赤くおこった炭火)ができてしまうと、なかなか消えません。自然に風がやみ雨が降るまで、火のいきおいを弱め延焼(えんしょう)の方向を変えるだけになります。

参考

「自然の中の人間シリーズ3 たたかう森」PHP研究所

令和3年更新

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