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農林水産省

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漁獲(ぎょかく)された魚の管理(かんり)はどのように行っていますか。

こたえ


漁師(りょうし)さんが、海から捕(と)った魚は鮮度(せんど)が命です。日本近海(にほんきんかい)などで捕った魚はだいたいが魚倉(ぎょそう)という氷の入った船(ふね)の倉庫(そうこ)にいったん保存(ほぞん)されます。また、たとえば小型一本釣(こがたいっぽんづり)りなどによって活魚(かつぎょ)で漁獲されるものについては、海水を入れた魚倉に入れ生きたままの状態(じょうたい)で港(みなと)まで運(はこ)びます。 漁獲された魚は、水産業協同組合(すいさんぎょうきょうどうくみあい)で管理し、漁獲した漁師と水揚量(みずあげりょう)(漁獲量(ぎょかくりょう))をはかり、記録(きろく)に残(のこ)します。その後、鮮度が落ちないように大きさや種類(しゅるい)などを区分けし、魚箱(ぎょばこ)(トロ箱)に氷と一緒に(活魚は水槽(すいそう)に移されて)セリにかけられます。 セリ落とした小売店(こうりてん)や仲卸業者(なかおろしぎょうしゃ)が、冷蔵・冷凍運搬車(れいぞう・れいとううんぱんしゃ)などに乗せて運んだものが、お魚屋さんやスーパーの店頭に並(なら)ぶわけです。生きた魚は活魚輸送車(海水の入ったタンクをつんだものや、仮死状態(かしじょうたい)で運搬するものがあります)で運搬され料理屋(りょうりや)などに出荷(しゅっか)されます。水産業協同組合では先ほど記録した水揚量(漁獲量)等と合わせて、落札金額(らくさつきんがく)なども記録に残します。 遠洋漁業(えんようぎょぎょう)の場合は、氷などで日本の港までの鮮度を維持(いじ)することが困難(こんなん)であるため、急速冷凍(きゅうそくれいとう)により魚を凍(こお)らせて運びます。魚倉の温度は-40℃以下になります。マグロなどは-25℃から品質(ひんしつ)が劣化(れっか)すると言われています。このため急速冷凍するために、船上(せんじょう)において4分の1に切り分け保存する方法もとられています。また、漁船内で冷凍保管されたマグロは、陸揚(りくあ)げして鮮度が低下することなく、-60℃で冷凍倉庫に保管されます。


平成16年6月にお答えしました。

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