柑橘類(かんきつるい)というのは、なぜそう呼(よ)ばれるのですか。また、柑橘類の色はなぜ黄色いのですか。
こたえ
柑橘類とは、ミカン科のミカン属(ぞく)・キンカン属・カラタチ属に属する植物の総称(そうしょう)です。
中でもミカン属には重要(じゅうよう)な果実(かじつ)が多く、日本で栽培(さいばい)されているものでは、うんしゅうみかん、なつみかん、文旦(ぶんたん)、レモンなどがあります。
柑橘の「柑」は、みかんという意味です。
柑橘の「橘(たちばな)」は、古くから観賞用として栽培されていたミカン科の植物です。
また、柑橘類は幼果(ようか)の時は、葉緑素(ようりょくそ)によって通常は緑色をしていますが、果実が成熟(せいじゅく)するにつれて葉緑素(ようりょくそ)は分解(ぶんかい)消失(しょうしつ)して、カロテノイドという色素(しきそ)が残るので黄色くなってきます。
参考
「そだててあそぼう55 ミカンの絵本」農文協
「広辞苑」岩波書店
令和3年更新

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