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農林水産省

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外国でモチモチした食感のトウモロコシを食べましたが、これは日本で生産されているトウモロコシと違うのですか。

回答

質問のトウモロコシは、以前、日本でも生産されていた「糯種(もちしゅ)」(ワキシーコーン)と考えられます。
トウモロコシの種類には、
(ア)馬歯種(デントコーン、飼料用)、
(イ)硬粒種 (フリントコーン、食用・飼料用・工業用など汎用種)、
(ウ)甘味種(スイートコーン、生食用・缶詰用)、
(エ)爆裂種(ポップコーン、菓子用)、
(オ)糯種(ワキシーコーン、モチや工業原料用)
があります。
現在、日本では甘くてシャキシャキした食感の甘味種(スイートコーン)が全盛ですが、以前は日本でも糯種がよく食べられていたようです。
今でも糯種の種子は、「もちトウモロコシ」などの名前で国内の種子会社などから販売されているようです。

参考資料

「作物栽培の基礎」農文協

回答日

平成24年12月

お問合せ先

消費・安全局消費者行政・食育課「消費者の部屋」
ダイヤルイン:03-3591-6529