このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

消費者の部屋

消費者相談

さとうきびの主な生産地について教えてください。また、どの部分を収穫して利用しているのか教えて下さい。

回答

砂糖の原料となるさとうきびは、イネ科サトウキビ属の作物で暖かい気候を好み、原産地は南太平洋の島々(ニューギニア付近)といわれています。現在、外国では、ブラジル、アメリカ、中国、タイやインドで、日本では、主に沖縄県と種子島などの鹿児島県南西諸島で栽培されています。
さとうきびは、台風や強風などで倒れても立ち上がり、水不足で葉が枯れても雨が降れば新しい葉を出すといった、自然災害に強い作物です。干ばつが起こりやすい鹿児島県南西諸島と沖縄県にとっては、他に代えることができない地域の経済・社会を支える重要な作物です。

さとうきびの収穫方法には、人の手による「手刈」と、自走式刈り取り機(ハーベスタ)による「機械刈」があります。
手作業の場合は、「手斧」で根元から刈り倒し、「脱葉鎌」(刃先が二叉に分かれている)で梢頭部(糖度の低い頂上の部分)を切り取り、更に葉や根など茎以外の全て取り除き、茎部分のみを束ねて搬出します。これは大変きつい労働なので、共同作業による収穫作業がよく行われています。現在では、機械刈による収穫作業が多くなってきているようです。さとうきびの収穫は1 ~ 3月ごろがピークになります。

【参考】

◯さとうきびを原料とした砂糖の紹介
和三盆・・・四国の阿波・讃岐(徳島県・香川県)で、江戸時代から伝統的につくられていた砂糖です。さとうきびの絞り汁からあくとみつを抜いて水を加え、手で何度も練る「研ぎ」の工程があります。粒子が小さく口溶けが良いことから、高級和菓子に使用されています。
黒糖(黒砂糖)・・・さとうきびの絞り汁を煮詰めてつくります。糖度は、85度程度ですが、特有の風味により甘みは強く感じられます。かりんとうや、駄菓子に向いています。

◯さとうきびの主な生産地における累年統計

区分 平成25年産 平成26年産 平成27年産
栽培面積 収穫面積 収穫量 栽培面積 収穫面積 収穫量 栽培面積 収穫面積 収穫量
    ha ha t ha ha t ha ha t
全国 29,500 21,900 1,191,000 30,100 22,900 1,159,000 29,600 23,400 1,260,000
鹿児島 11,600 9,380 508,200 11,800 10,100 470,500 11,900 10,200 505,000
沖縄 17,900 12,500 683,100 18,200 12,700 688,800 17,700 13,200 755,000

 



参考資料

(参考資料:「AFF 11月号」、「さとうきびの収穫面積及び収穫量」大臣官房統計部生産流通消費統計課「サトウキビの絵本」(農文協)、農林水産省HP「砂糖のすべて~原料の生産から製品まで~」http://www.maff.go.jp/j/seisan/tokusan/kanmi_sigen/生産局農産部地域作物課)

回答日

お問合せ先

消費・安全局消費者行政・食育課消費者の部屋
ダイヤルイン:03-3591-6529