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農林水産省

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輸入されたばかりのバナナは緑色だと聞きましたが、なぜ黄色いバナナを輸入しないのですか。また、植物検疫で害虫が見つかった場合に行われる消毒はどのようなものですか。

回答

黄色く熟したバナナの輸入は、植物防疫法により禁止されています。

それは、熟成した黄色いバナナには日本の農作物に被害を及ぼす可能性のある害虫が寄生している恐れがあることから、日本国内への害虫の侵入を防止するために、黄色いバナナの輸入が禁止されています。
また、日本で陸揚げされたばかりのバナナはすべて「青バナナ」で、室(むろ)で追熟して黄色く熟成させてから店頭に並びます。これは、黄色く熟してから収穫して輸出すると、輸送中に甘みや香りが失われ、果肉が軟らかくなりすぎてしまうからです。産地国の人々もバナナを青いうちにもいで日陰に置き、自然に黄色く熟してから食べています。

植物防疫法に基づく植物検査において害虫が発見された場合、廃棄、返送、消毒のいずれかの措置がとられます。
消毒を行う場合、1つの方法としてくん蒸があります。くん蒸は、密閉された倉庫の中で農薬をガス化して殺虫するものです。バナナをはじめとした果物、野菜などのくん蒸には、主にシアン化水素(青酸ガス)が使用されます。シアン化水素は揮発性が高いので果実に残留しにくく、消費者とって安全性の高いものです。

参考資料

バナナ大学ホームページ[外部リンク]
https://www.banana.co.jp/


植物防疫所ホームページ
https://www.maff.go.jp/pps/

回答日

平成29年5月

お問合せ先

消費・安全局消費者行政・食育課「消費者の部屋」
ダイヤルイン:03-3591-6529