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消費者相談

「サバ缶」がブームとなっていますが、どんな点が人気なのですか。また、「サバ缶」の塩分はどのぐらいありますか。なお、原材料のさばの漁獲量はどのぐらいあるのでしょうか。

回答

【「サバ缶」の人気の理由】
    昨年の世相を反映した「今年の一皿」にさばが、家庭料理を代表する「食トレンド大賞」に「サバ缶」が選ばれるなど、さばは健康や美容に効果が期待できる栄養素が豊富に含まれていることから、注目を浴びています。特に「サバ缶」は、
    ・下処理が不要で、手頃な値段で購入ができること
    ・「非常食」として、長期保存ができること
    ・血液や血管を健康な状態に保つ、エイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)などの必須脂肪酸が多く含まれていることなどが、消費者からの高い支持を受けています。
     【水煮缶の塩分濃度】
      魚介類の水煮や油漬には、味を良くする目的で製造の際は、約0.2~0.7%の精製塩を添加していますが、魚由来のナトリウム量も考慮すると、缶全体では、約1~2%の塩分が含まれています。詳しくは、個別の缶詰の栄養成分表示に記載されている食塩相当量を確認してください。
    最近は、消費者の健康志向の高まりから、減塩を求める要望に応じ、塩分は必要最小限度にとどめているそうです。
    *食塩相当量等、食品表示の詳細については、消費者庁HPをご確認ください。↓
    https://www.caa.go.jp/consumers/food_safety/
    【さばの特徴と漁獲量について】
    日本で取れるさば類は、各地の沿岸に生息し、秋から冬に旬を迎えるマサバと、南方系で中部以南にみられ、年間を通じて脂の乗りがほぼ一定のゴマサバの2種類があり、マサバの方が圧倒的に量は多いです。どちらも産卵期は春から初夏で、45cm位になる回遊魚です。
    農林水産省の「平成29年漁業・養殖業生産統計」によると、さば類の漁獲量は約51万トンで海面漁業の総漁獲量の約16%に相当します。
    *海面漁業とは、 海で行われる漁業全般のこと。 沿岸漁業、沖合漁業、遠洋漁業、海面養殖業はいずれも海で行われるため、海面漁業に該当します。これに対して、河川・池・沼など淡水における漁業のことを「内水面漁業」といいます。
    「時短」、「健康志向」、「美味しさ」などの消費者が求める全てがそろった「サバ缶」ブーム。手軽に魚を食べることができ、日本の魚食文化の素晴らしさを再認識できるきっかけとなったようです。
      
   
     

参考資料

(「公益社団法人日本缶詰びん詰レトルト食品協会HP 「缶詰、びん詰、レトルト食品Q&A」、一般社団法人大日本水産会HP「水産大百科「お魚なんでも事典」」、農林水産省HP「平成29年漁業・養殖業生産統計」↓
      http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/kaimen_gyosei/index.html

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