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農林水産省

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甘柿と渋柿の違いについて、教えてください。

回答

【甘柿と渋柿の違い】
柿は甘柿(「富有」や「次郎」等)と渋柿(「西条」や「愛宕」等)に大別されます。
柿の渋みのもとは水溶性タンニンで、これが口の中で溶けると渋く感じます。
甘柿も幼果のときには渋みがありますが、収穫時になるとタンニンが「水溶性」から「不溶性」へ変化するため、渋みがなくなります。
また、渋柿はアルコールや炭酸ガスを使って処理(渋抜き)することで、タンニンが「不溶性」に変化して甘くなります。干し柿にしても渋みは抜けます。

【おいしい柿の見分け方】
1 ヘタと果実の間にすき間がない
2 ヘタがきれいな緑色をしている
3 全体が色づいている
4 持ったときに重みを感じる
5 皮に張りとツヤがある 6 硬すぎず、柔らかすぎず、硬さが均一である

【上手な保存方法】
水で濡らしたキッチンペーパーなどをヘタにあて、ヘタを下にしてポリ袋に 入れて、冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。

参考資料

農林水産省ホームページ 広報誌aff(あふ)2018年10月号 「特集2:柿」
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1810/spe2_01.html

回答日

令和元年9月

お問合せ先

消費・安全局消費者行政・食育課「消費者の部屋」
ダイヤルイン:03-3591-6529