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農林水産省

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マスクメロンの語源を教えてください。

回答

高級な香料であるじゃこう(ムスク)になぞらえて命名されました。
芳香の特に強いヨーロッパ系メロンのネットメロンと、カンタループに与えられた名称となります。
メロンは、植物学的にはウリ科キュウリ属の一年生草木の野菜です。
大きく分けると、アールス・フェボリットやアンデスメロンなどのように表面に網目ができる「ネット系」とハネデューメロンのように網目がない2種類のカテゴリーになります。
ネット系メロンは、果実の生育途中で表皮の成長がとまり、表面が硬くなってきます。しかし、中身はまだ成長し続け、大きくなろうとするため、表面にひび割れが入ってきます。その割れ目をふさごうとして自然にできるかさぶたのようなものが、メロンのネット(網目模様)というわけです。

また、メロンの栽培方法としては、温室メロン、ハウスメロンそして露地メロンの3つがあります。
温室メロンは立ち栽培ですが、ハウスメロンや露地メロンは地這い栽培が多いです。
温室メロンとしては、アールス・フェボリット、ハウスメロンとしては、アンデスメロン、露地メロンとしては、プリンスメロンが代表的な品種です。

マスクメロンとして現在栽培されている「アールス・フェボリット種」は、1925年(大正14)にイギリスから輸入された系統を長期にわたって改良してきたものです。
アールス・フェボリットは、わが国における「果物の王様」として独自の地位を築いています。
果皮は灰緑色でネットが密に盛り上がり、果肉は甘く、追熟すると口中でとろけるようなメルティング質となります。
ガラス温室の隔離床(地面から隔離したベッドに土を入れて植えつける)で、入念な温度管理と水分管理のもと、一般的に1株あたり1果のみが収穫されます。
栽培がむずかしく、高価で、おもに贈答用や業務用に利用されます。

参考資料

「旬の食材 四季の果物」講談社
「食材図典(生鮮食材篇)」小学館
「メロンの絵本」農文協
「野菜園芸大百科メロンスイカ」農文協
静岡県温室農業協同組合ホームページ[外部リンク] 
https://www.melox-shizuoka.or.jp/about.html#02_net

回答日

令和2年8月

お問合せ先

消費・安全局消費者行政・食育課「消費者の部屋」

ダイヤルイン:03-3591-6529