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農林水産省

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炊飯後に褐変しにくい、モチ性二条裸麦品種「キラリモチ」

ポイント

  • プロアントシアニジン欠失なので炊飯後に褐変しにくい。
  • モチ性大麦(もち麦)なので食感が良い。
  • 水溶性食物繊維のβ-グルカン含量がウルチ性品種よりも高い(約1.5倍)。
  • 関東以西の温暖地での秋播栽培のほか、北海道での春播栽培が可能。

炊飯保温後の褐変程度(60%搗精麦を炊飯して、70℃で18時間保温)

炊飯保温後の褐変程度の写真

注1)左:キラリモチ右:イチバンボシ

加熱後褐変の原因物質であるプロアントシアニジンをほとんど含まないため、炊飯後の変色程度が極めて少ない。

精麦のβ-グルカン含量 (%)


精麦のβ-グルカン含量のグラフ

β-グルカン(大麦の水溶性食物繊維の主成分)が、既存のウルチ性品種の約1.5倍含まれます。

成熟期の「キラリモチ」圃場(北海道佐呂間町)

成熟期の「キラリモチ」圃場の写真

「キラリモチ」は茨城県で奨励品種、岡山県・広島県・埼玉県・北海道で産地品種銘柄に設定されている(2019年産)ほか、全国各地で作付けされています。

「キラリモチ」商品例

キラリモチ商品例

生産者による6次産業や加工・販売業者による商品が、スーパー・産直・ネット等で販売されています。丸麦やレトルト麦ごはんのほか、大麦粉や発泡酒(副原料として使用)もあります。

農林水産省のコメント

実需者からの国産もち性大麦の生産拡大の要望にこたえていくためには、機能性等の特性に優れた品種の導入は重要。
関東以西(茨城県、岡山県及び広島県)に加え、令和元年産からは北海道においても産地品種銘柄に設定されていることからも、広範囲の普及が期待される。
なお、導入する新品種の栽培上の留意事項とセットで普及推進を図ることが求められる。
【政策統括官付穀物課】

詳細情報

農研機構 品種詳細 「キラリモチ」 [外部リンク]

農研機構 近畿中国四国農業研究センター 2009年度成果情報 炊飯後に褐変しにくく、食味に優れる二条裸麦新品種「キラリモチ」 [外部リンク]

農研機構 研究成果パンフレット 「キラリモチ」 褐変しにくく、食味が優れるもち性の二条裸麦 [外部リンク]

Breeding Science 61(3): 307-310 (2011) Breeding of Kirari-mochi: A new two-rowed waxy hull-less barley cultivar with superior quality characteristics. [外部リンク]

農研機構 品種紹介パンフレット もち性大麦品種「キラリモチ」の魅力! [外部リンク]

Journal of Physiological Anthropology 36 : 17 (2017) Effect of waxy barley, Kirarimochi, consumption on bowel movements of late-stage elderly residents at Roken nursing home. [外部リンク]

Nutrition 42 : 1–6 (2017) Effects of high β-glucan barley on visceral fat obesity in Japanese individuals: A randomized, double-blind study. [外部リンク]


成果に関する問い合わせ先

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
西日本農業研究センター畑作園芸研究領域畑作物育種グループ
電話番号:0877-63-8126


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お問合せ先

大臣官房政策課技術政策室

担当者:推進班
代表:03-3502-8111(内線3128)
ダイヤルイン:03-6744-0415
FAX番号:03-6744-0204

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