にんじんのグラッセ

にんじんは、ビタミンやミネラルという栄養素(えいようそ)をたくさん含(ふく)んでいます。
とくにカロテンというビタミンが多く、「野菜(やさい)のチャンピオン」と言われるほどです。
生でサラダにするのもおいしいのですが、グラッセ(煮汁(にじる)を煮(に)つめたりして材料(ざいりょう)につや出す料理(りょうり)のように、バターと砂糖(さとう)でにたり、天ぷらにして油と合わせたりすると、油にカロテンがとけて、にんじんの栄養素(えいようそ)を体に取りこみやすくなります。
- タンパクしつ:1.0g
- ししつ:8.3g
- たんすいかぶつ:22.1g
- ビタミンC:6mg
- えんぶん:1.3g
数値(すうち)は2~3人分
- にんじん1本(160g)
<調味料(ちょうみりょう)(だし)>
- さとう大さじ1
- バター10g
- 塩(しお)小さじ1/4

(1)皮をむいたにんじんをまな板におき、
はしから5ミリくらいの厚(あつ)さの輪切(わぎ)りにする。
はしから5ミリくらいの厚(あつ)さの輪切(わぎ)りにする。

(2)(1)と水200mlを鍋(なべ)に入れて火にかけ、
5分ほどしたらさとうと塩(しお)を入れて
にんじんがやわらかくなるまで煮(に)る。
5分ほどしたらさとうと塩(しお)を入れて
にんじんがやわらかくなるまで煮(に)る。

(3)にんじんがやわらかくなったらバターを入れて、
水分がなくなってツヤがでてくるまで煮(に)たらできあがり。
水分がなくなってツヤがでてくるまで煮(に)たらできあがり。

「にんじん」は、昔から日本にある「朝鮮(ちょうせん)にんじん」に形が似(に)ていることから、「にんじん」と呼(よ)ばれるようになりました。しかし、にんじんはセリ科、朝鮮(ちょうせん)にんじんはウコギ科でふたつは、まったくちがう種類(しゅるい)の植物です。
