石川県金沢市
交流会の概要
開催日
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平成15年5月15日(木曜日) |
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主催
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北陸農政局 |
開催場所
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石川県金沢市 石川土地改良事業団体連合会 会議室 |
語り部等参加者数
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平野啓子氏(コーディネーター)他7人 (うち土地改良関係者 2人)
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傍聴者数
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14人 (主な職種:語り部、郷土史家) |
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語り部交流会の様子
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ビオトープでのメダカ探しの様子
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語り部の概要
氏名 | 語りの概要 |
活動実績等
(職業、職歴)
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安実隆直 | 七ヶ用水に関する歴史
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水土里ネット七ヶ用水総務課長 |
谷口一枝 | 平成15年7月に能登空港が開港した。空港を利用して旧柳田村へやって来た人達や柳田の子ども達に、民話を通して旧柳田村や能登の魅力を伝えて行きたい。自宅は、「猿鬼(さるおに)の宮」として知られる「岩井戸(いわいど)神社」の近くにあり、子どもの頃から猿鬼退治の話を聞いて育った。自身も最も得意としている。語り部グループ「とんと昔の会」の一員として、イベント会場や村の交流施設に出向いて口演する事もある。しかし、猿鬼伝説は、伝説の舞台でもあり雰囲気がピッタリの岩井戸神社で聞いてもらうのが一番だ。ぜひ一度足を運んでほしい。 | 主婦(語り部グループ「とんと昔の会」会員) |
細川宗宏 | 能登半島の中程、志賀町でころ柿、すいかなどをつくっている細川さん夫妻。(定子さんは地元放送局のラジオに毎週出演) ころ柿づくりの技は御主人が磨き続けている。ころ柿をいろんなふうに加工するアイデアは定子さんから生まれる。ころ柿が各家で干されている風景は一見の価値あり。大きな細川さんの家で、ころ柿をいただきながらうかがうころ柿の話しは絶品。志賀町名産のころ柿や赤土スイカの振興に夫婦で取り組み、地域の歴史・物語など楽しい話が聞かれる。 |
細川農園経営 |
細川 定子 | 能登半島の中程、志賀町でころ柿、すいかなどをつくっている細川さん夫妻。(定子さんは地元放送局のラジオに毎週出演) ころ柿づくりの技は御主人が磨き続けている。ころ柿をいろんなふうに加工するアイデアは定子さんから生まれる。ころ柿が各家で干されている風景は一見の価値あり。大きな細川さんの家で、ころ柿をいただきながらうかがうころ柿の話しは絶品。志賀町名産のころ柿や赤土スイカの振興に夫婦で取り組み、地域の歴史・物語など楽しい話が聞かれる。 |
地元放送局のラジオに毎週出演(細川宗宏氏の妻) |
山田喜一 | 地域の歴史・文化・民話をはじめ、数多くの体験を語る。 旧白峰村のことなら、何でも知っている山田さんは、白峰の歴史、文化、民話をはじめ数多くの談体験を語る。 (都会の春は目から来る。しかし、白峰の春は耳から来るのです。さあ、春が来れば大自然は都会よりも急がなければなりません。それは、春が来るのも冬が来るのも早いからです。)---白峰の四季より。 |
以前は民宿経営し、現在は白山連邦合衆国ボランティアガイド。 郷土史家 |
吉田明 | 長坂用水に関すること 長坂用水は、寛文11年(1667年)、旧泉野村など寺町台地一帯のかんがいを目的として、藩命のもとで着工、犀川支流内川を水源として4年をかけて完成、延長は約7.4kmの用水。これにより、長坂新村の開村や、泉野村の米作が可能となった。この用水の歴史について語られる。 |
農業 元水土里ネット長坂用水理事長 |
(平成18年5月現在)
意見交換の概要(主な意見等)
- 春の小川は、農林水産省方々に農業用水路なんだと教えてもらい驚いている。
農業用水路はコンクリートで近づき難いという感じがあるが、春の小川が取り戻せたら、どんなに日本は美しくなるだろうと思う。それには、語り部さんの力も必要だと思う。 - 白峰では、春、用水路の上の雪にぽっかりと穴があき、小川のせせらぎが聞こえる。耳から春が来る。
- 日本の農業用水路は基幹用水路で4万km、小さい用水路も全部いれると40万km、地球10周分になる。全ての用水路が雪解けの水音を出したら、すごく景色も音も美しいだろう。
- 4年前から蛍の養殖をしており、水路には土と水と草の接点がないと蛍が住めないということを実感し、子供たちと幼虫の放流をしたり、蛍を見る会を開催している。
- 子供の頃、楽しかった小川が、今は、コンクリート水路になっていて、寂しい。
- 今後は、今回のようなことが語られる水路作りを目指して頑張りたい。
お問合せ先
農村振興局設計課広報G
代表:03-3502-8111(内線5561)
ダイヤルイン:03-3595-6338