語り部交流会 in 北海道を開催しました
平成29年2月2日(木曜日)に「語り部交流会 in 北海道」を函館市で開催しました。(主催:北海道、全国農村振興技術連盟北海道地方連盟協議会)
北海道の水田発祥の地である道南地域にスポットを当て、水稲栽培にかける先人の苦労や努力を知ってもらうことを目的に開催し、約300名の来場者で会場は埋め尽くされました。
![]() 会場の様子
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第1部の講演では、北斗市教育委員会の森学芸員による「蝦夷地の稲作の始まり」に関する講演、「かたりすと」平野啓子氏から「語りを通して知る蝦夷地の農業・伝統・文化」と題して、じゃがいもにまつわる逸話や「ふっくりんこ紙芝居」(北海道渡島総合振興局 作成)の紹介などがありました。
![]() 森学芸員の講演
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![]() 「かたりすと」平野啓子氏の語り
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![]() 「ふっくりんこ紙芝居」の紹介
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第2部の語りフォーラムではパネリストとして道南農業試験場研究部長の丹野久氏、渡島平野土地改良区理事長の河村康英氏、JA新はこだて米穀課長の三浦治氏、農林水産省農村振興局次長の室本隆司氏を迎えて、第1部に引き続き森氏、平野氏も参加し「ふっくりんこにつながる蝦夷地の稲作400年史」と題してパネルディスカッションを行いました。
最後に平野氏から「先人の苦労や努力の結果として、今日の北海道農業があることを改めて認識した。また、先人が築いてきた施設や農地などを未来へと引き継ぐ必要性について強く感じた」とパネルディスカッションをまとめました。
![]() パネルディスカッションの様子
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当日は会場ホールの一画に「ふっくりんこと土地改良事業」と題した北海道開発局と北海道の合同広報ブースを設け、来場者に広く農業農村整備事業の必要性を説明しました。
![]() 広報ブース
「ふっくりんこと土地改良事業」 |
![]() 模型展示「大沼導水」
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