庄西用水を管理する唯一無二の職員

庄西用水土地改良区主任中田克明氏(富山県砺波市) 取材日：平成28年9月

【庄西用水土地改良区】庄西用水土地改良区は散居村で有名な砺波平野を流れる庄川の左岸4,877haの受益地に、網の目に張り巡らされた79.3kmの農業用水路及び16ヶ所の分水工を管理しています。
1.79.3kmもの用水路を管理する唯一無二の職員 ■庄西用水5名の職員の中で、唯一現場に赴いて施設管理を行っている職員は中田さんです。 ■16ヶ所の分水場での水量調節は大変な作業で、昭和30年代に整備された木製水門は全て手動で開閉を行わなければならないため、作業が終わると筋肉痛になるそうです。
日々の木製ゲート開閉作業
2.地元農家から絶大なる信頼 ■水路管理で最も注意しているのが、ゴミ・草の除去です。水路内で草が引っかかると水の流れを阻害して溢水するため、細心の注意を払っています。日々地道に管理業務を積み重ねていっているからこそ、地元農家から絶大なる信頼をおかれています。
水路内の草の除去
3.改良区の今後の取組次々と新しい管理施設が増えていく中、施設管理の効率化を図り、今まで以上に迅速・丁寧な対応が必要となる。地元農家第一の姿勢で取り組んでいるからこそ、安定した用水供給、丁寧な施設管理が可能となっています。
砺波平野の散居村

☆インタビュー記事です！☆
庄西用水を管理する唯一無二の職員 (PDF : 310KB)