泉州

田園空間博物館「泉州あぐりネットワーク」

地区テーマ:『自然と暮らしと産業が調和した街「泉州」の創造』
~“農空間”における交流ネットワーク整備~
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概要
泉州地域は温暖で降水量が少なく、しかも大河川がないため、水田稲作が始まった弥生時代から農業用水源として「ため池」が築造されたと言われており、府下のため池(2,368ha)の約6割(1,380ha、3,500箇所)が存在しています。これらのため池は、府民の生活と身近に関わっており、現在でもため池築造者に感謝する「だんじり祭り」やため池にまつわる伝説や昔話、詩歌が多く残されています。農産物は、歴史的特産物が多く生産されている地域で、(ア)玉葱(イ)水ナス(ウ)キャベツ(エ)紅ずいき(オ)桃(カ)花などが泉州ブランドとして生産されており、府下屈指の農業地帯です。
地域の歴史的特徴
古くからの農村が多く、農村の歴史を伝える「玉葱の碑」「撥ねつるべ」「伝統的農業集落」「茅葺き農家」「棚田」等の地域資源が多く残されています。
主な展示物
豊かな自然と親しむ
 山間部の美しい田園風景と出会えるほか、シーズンになると府内では珍しくなった「ホタル」を見ることができます。津田川に沿って約350mの「ほたる遊歩道」が整備され、毎年ほたる鑑賞会も行われます。
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人々の営みと文化を感じる

美しい田園風景や昔ながらの農家集落が残っている内畑地区では、寺(蓮花院)に隣接して農村景観に親しめる交流広場が整備されています。この広場では毎年、豊作祈願の「講」が行われます。
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土地の歴史に触れる
- 新滝之池
 日根荘(和泉国日根郡の荘園)があったところで、昔からため池や農業用水路が大事にされてきたところです。平成9年に新しいため池「新滝之池」が誕生し、この新滝之池と、上流に位置する「滝之池」「新池」をあわせて、水と触れ合うことができる「じゃぶじゃぶ広場」や遊歩道、広場などが整備されています。
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体験する
- 奥貝塚・彩の谷「たわわ」
 貝塚市の山間部にある農業庭園です。ここでは、観光農園や自然散策路が整備されており、四季折々の花が楽しめます。また、ここにしかない幻の「馬場なす」など、地元で採れた安全で新鮮な農作物の直売も行われます。さらに、大阪府下で初めての会員制府民管理農園があります。専用の農機具庫や用水栓も完備されています。
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- 花の広場(泉南市農業公園「花咲きファーム」)
 春にはチューリップ、秋にはコスモスの摘み取り園が開催されます。芝生公園や休憩所などが設けられ、忙しい現代人が緑豊かな環境に囲まれてゆったりとした時間が楽しめる公園となっています。近くの温室ではランの栽培も行われています。
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コア施設
名称 |
所在地 |
開館時間 |
休館日 |
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堺市南区鉢ヶ峰寺2405 |
9時30分~18時(3月~11月)
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火曜(祝日の場合は翌日)
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施設利用料: 大人 900円、子供 500円 お問い合わせ先:072-296-9911
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お問い合わせ先
農村振興局整備部農地資源課
担当者:経営体育成事業推進班
代表:03-3502-8111(内線5614)
ダイヤルイン:03-3502-6277
FAX:03-3592-0302