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農林水産省

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チャレンジャー 第26回

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「女性部直売所はまいそ」

長崎県長崎市新三重漁協

もったいない精神を実践規格外の魚で作る「うまかもん」
はまいそ
『はりきってあせらず急いでまいにち働ける喜びをいつも笑顔で初心忘れずそばにいる仲間に思いやりを』が心得。あたまの文字を取ると「はまいそ」になる

毎朝揚げられるすり身100%の「まるてん」
毎朝揚げられるすり身100%の「まるてん」。シコシコとした歯ごたえ

三重漁港に水揚げされた新鮮な魚
三重漁港に水揚げされた新鮮な魚が並ぶ。地元以外から買いに来る人も多い
新鮮なすり身は地元でも評判のおいしさ

街路樹のヤシが南国情緒満点の長崎市。新長崎漁港を左手に小高い丘をぐるり下がると、三重漁港に係留された数隻の漁船と、新三重漁業協同組合女性部直販所「はまいそ」の看板が見えてくる。

直販所に入ると、ショートヘアにキリっとしたねじりはちまきが凛々しい、代表の樫田喜美代さんが出迎えてくれた。

「はまいそ」に並ぶのは地魚や地場で取れた野菜。無添加にこだわり新鮮な地魚を使ったふりかけ、餡がアジの饅頭、ジャコの佃煮、すり身、干物などのスタッフ手作りの水産加工品だ。

アオサの養殖に挑戦

樫田さんは身内に食べさせる料理と同様に、商品に愛情を注いで作って、と常にスタッフに言っている。「裏表なく真っ直ぐやっとったら大丈夫、売り物に花を咲かせられるんですよ」とも。

活動の一環として力を入れているのが子どもたち向け出前講座。近頃の子どもは魚嫌いが多い。魚の食べ方、昔ながらの魚料理の味付け、捌きかたも教えている。

さらに女性部として、新たに取り組んでいるのはアオサの養殖。ただし今は試作段階で、商品化するにはもう少し時間がかかるそうだ。

「はまいそ」がスタートして10年ほど。牽引役を担っている樫田さんは「苦楽を共にした仲間と、これからも支え合って行きたい。若いお母さんたちにも出前講座をしたい。夢や挑戦してみたいことはたくさんあります」と笑顔で話してくれた。

地図/樫田さん

天日干しされたあじ
1匹1匹愛情を持って丁寧に天日干しされたあじ
アオサを炊いている
自分たちで養殖し収穫したアオサを炊いている。お店で売るのはまだ先になるという

撮影/木下幸二

チャレンジャーズでは、農林水産分野で先進的、かつユニークな活動を行っている人々をご紹介します。