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フォトエッセイ・棚田を歩く

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島根県大井谷の棚田「美味しい米の棚田」
大井谷の棚田は島根県西部、吉賀町(旧柿木村)の大鹿山南麓に位置する石積みの棚田だ。古いものは、室町時代に開田されたものといわれる。石垣と民家とが美しい調和をなしている。江戸時代には津和野藩藩主への献上米を作っていた歴史があるほど、米が美味しいと評判のところでもある。「水がいいし、南に向いた斜面だから、おいしい米ができるんでしょう」と地元の婦人は自慢する。法事や葬式には、お坊さんに米をお礼にあげる風習があったという。それだけ大井谷の米は特別なものだったのだろう
島根県大井谷の棚田

青柳健二
写真家。日本を含むアジアやアフリカの稲作文化、特に棚田とそこに暮らす人々を対象にした作品を発表。高い評価を受けている。棚田学会会員。主な著書に「日本の棚田100選」(小学館)、「棚田を歩けば」(福音館)など。