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農林水産省

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特集1 海に挑む。(6)

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日本の漁業と資産管理 魚はどこで、どうやって獲られているの?

日本で行われる主な漁法


さまざまな海で

日本の漁業は、操業形態によって沿岸漁業、沖合漁業、遠洋漁業に分けられます。沿岸漁業は、海岸近くから数十キロくらいまでのところで日帰りで漁をする漁業です。養殖や定置網も含まれます。沖合漁業は海岸から80~200くらいのところで、数日間かけて漁をする漁業です。遠洋漁業は、日本を遠く離れた北洋やインド洋などで、数カ月から1年ぐらいかけて漁をする漁業です。
日本周辺の海では、操業期間、隻数、場所、網目の大きさなどの制限、年間の漁獲量の上限を定めることにより資源を管理するTAC制度や、操業する日数の上限を定めることなどにより資源を管理するTAE制度が行われています。

漁法別漁獲量ベスト3

TAE制度とは
Total Allowable Effortの略称で「漁獲努力可能量」の意味。対象となる魚種の、対象となる漁業と海域を定めたうえで、あらかじめ漁獲努力量の上限を決め、その範囲内に漁獲努力量を収めるように対象漁業を管理する制度。平成15年から導入。現在の対象魚種(海域)は、アカガレイ(日本海西部)、イカナゴ(宗谷海峡)、サメガレイ(太平洋北部)、サワラ(瀬戸内海)、トラフグ(伊勢・三河湾)、マガレイ(日本海北部)、マコガレイ(周防灘)、ヤナギムシガレイ(太平洋北部)、ヤリイカ(太平洋南部)。すでに、瀬戸内海のサワラや日本海西部のアカガレイ、ズワイガニで資源の改善が見られました。
TAC制度とは
Total Allowable Catchの略称で「漁獲可能量」を意味します。資源の維持または回復を図ることを目的に、産卵による再生産と漁獲とのバランスを取り、魚種ごとに1年間に漁獲できる数量の上限を定めたものです。平成6年の国連海洋法条約の発効によって沿岸国が周辺水域の生物資源を管理することになり、日本も平成8年にこの条約に批准し、平成9年1月からこの制度がスタートしました。日本ではサンマ、スケトウダラ、マアジ、マイワシ、マサバ・ゴマサバ、ズワイガニ、スルメイカがTACの対象魚種です。