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農林水産省

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チャレンジャー 第28回

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「青山フラワーマーケット」

東京都港区

気軽に花を楽しもう「花と緑に囲まれた心ゆたかな生活」
「青山フラワーマーケット」の南青山本店にて
青山フラワーマーケットは65店舗を擁し、今年で創業20年を迎える。どの店舗も若いスタッフたちが生き生きと働いている。南青山本店にて

各店舗共通のイメージはパリの朝市の花屋さん
ブリキのバケツを使い、照明に裸電球をつるすなど各店舗共通のイメージはパリの朝市の花屋さん
黒板にはスタッフがその日やその週のお勧めの花などを書く
黒板にはその日やその週のお勧めの花など、スタッフからお客さんに向けてのメッセージが書かれる
花屋の常識を打ち破れ

店頭に配置された彩り鮮やかな花やブーケが美しい。パリの花屋の前に佇んでいるような錯覚すら覚える、洗練された店構えだ。

青山フラワーマーケット(以下AFM)は、「花と緑に囲まれた心ゆたかな生活」を提案、日々の生活のなかで気軽に花を楽しめるアイデアと工夫を打ち出している。

そのなかのひとつがライフスタイルブーケ。「花瓶を持っていない」「どこに飾ればいいの?」「購入の仕方がわからない」、という花を飾ったことがない人たちの声を反映して考えられた。

花瓶がなかったら家のグラスを利用すればいいとグラスブーケ。ほかはキッチン、リビング、ダイニングなど飾る場所ごとに名前がつけられている。価格も368円からとお手ごろだ。

「従来の花屋の花は、店の一番奥のケースの中に入っていて値段も書いてない。レストランでメニューに値段がなかったら不安で注文できません。うちの店舗はすべての花に値札をつけています。また傷むからと花には触らせない花屋もありますが、AFMでは手にとって色や形を見て購入していただいています。花屋としては非常識かもしれませんが、他業種の小売店では当たり前のことをしているだけです」(広報・拝野多美さん)

確かにその通り。でもその「当たり前」が、買う側にはうれしかったりするのだ。
生産者との交流を大事に

さて花の普及にさまざまな試みを行っているAFMが、いま力を入れているのは生産者との交流だ。

スタッフを産地に出向かせ生産現場を見せる。店長たちや希望スタッフを対象に、生産者を招いて話をしてもらうことも行っている。生産者側も消費者の好みや動向を知りたがっており、販売現場にいるスタッフに熱心に質問もする。スタッフは生産者から話を聞くことでお客さまにより詳しい説明ができる。双方にとってメリットがあると好評だ。生産者情報は、店頭で配るフリーペーパーでも積極的に紹介している。

また最近は駅ナカでも販売を始めている。品川駅では男性ビジネスマンの購入者も多い。ここ数年の傾向として年齢にかかわらず男性客が増えており、その男性を新しい顧客層として取り込めないかと模索中とか。今後も花を通してどんなサプライズを私たちに与えてくれるか、楽しみである。

青山フラワーマーケット http://www.aoyamaflowermarket.com/

キッチンに飾るブーケ
キッチンに飾るブーケ。後方にある花瓶はキッチンブーケ用にオリジナルで作られたもの。飾り方のサンプルも提案
生産地と生産者の名前が書かれたお勧めの商品
生産地と生産者の名前が書かれたお勧めの商品。スタッフからの一言コメントも添えられている
「青山フラワーマーケット」オリジナルの花のケア用品

AFMオリジナルの花のケア用品

 


チャレンジャーズでは、農林水産分野で先進的、かつユニークな活動を行っている人々をご紹介します。