フォトエッセイ・棚田を歩く
大阪府下赤坂「歴史のある棚田」 大阪府の下赤坂棚田は、大阪最高峰、金剛山の麓に位置する千早赤阪村にある。村立中学校へ続く坂道を上がりきると、谷間の棚田が突然目の前に広がる。その現れ方が劇的で、感動すら覚える。近くには鎌倉時代後期から南北朝時代に活躍した楠木正成が築城したという「下赤阪城趾」もあり、公園として整備され、ハイキングとして訪れる人も多い。歴史を感じさせる棚田である。 |

青柳健二
写真家。日本を含むアジアやアフリカの稲作文化、特に棚田とそこに暮らす人々を対象にした作品を発表。高い評価を受けている。棚田学会会員。主な著書に「日本の棚田100選」(小学館)、「棚田を歩けば」(福音館)など。
写真家。日本を含むアジアやアフリカの稲作文化、特に棚田とそこに暮らす人々を対象にした作品を発表。高い評価を受けている。棚田学会会員。主な著書に「日本の棚田100選」(小学館)、「棚田を歩けば」(福音館)など。