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農林水産省

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特集1 花のある暮らし (6)

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日本の花は素晴らしい!

知ってほしい*お花雑学


こんなに豊かな花の世界を、もっともっと身近に感じてもらおうと、花の業界ではさまざまな試みが行われています。
青いバラ
青いバラが完成

育種家にとって長年のテーマだった青いバラが、この秋から本格的に販売されることとなりました。サントリーフラワーズがオーストラリアの種苗会社と共同で、遺伝子組換え技術を用いて開発。パンジーから青色色素にかかわる遺伝子を取り出して、もともと青色がでる遺伝子を持たないバラに組み込むことで成功したそうです。
同社は平成17年、青いバラに先駆けて、世界で唯一の青いカーネーションも発売。青いカーネーションはすでに市場に定着しています。


ヒマワリ
世界の9割!

タキイ種苗が開発したヒマワリ「サンリッチシリーズ」は、平成3年に新品種として発表されて以来18年間に8品種が発売されました。このシリーズのヒマワリだけでも次々に新品種が発表され、しかも今では世界各地で栽培されています。

「2006年国内花き品種別流通動向分析調査」によると、この8品種が国内外で占める割合はヒマワリの切り花用品種のうち8割以上を占め、ヨーロッパの切り花需要を支えるオランダの花き市場でも、ヒマワリ全体の取り扱い数量の9割以上を占めています。
これは、世界のさまざまな気候の中で生育できる、すぐれた栽培性や花形の魅力に加え、茎が強く、花もちがよいといった、切り花としての高い品質を持っているからに違いありません。

また、国内外を問わず大量に販売される種を、必要なときに必要な量を安定供給できる技術や体制が整っていることも、日本の花き産業の強みです。

安代りんどう
切り花も海外へ

切り花リンドウはその約60%が岩手県で栽培されていますが、同県では自生しているリンドウの商品化を図るために、昭和42年から品種開発に取り組み、花色や草姿の多様な独自のオリジナル品種の育成に成功しています。

全国シェアナンバーワンの岩手県の中でも、1番の生産量を誇っているのが八幡平市安代地区。市町村合併によって、現在「安代」の地名は残っていませんが、同地区で品種改良されたリンドウは種、苗、花が指定商品として商標登録され、ブランド力を確立。いまではヨーロッパへも輸出され、高く評価されています。昨年は花き大国オランダに70万本近く輸出されました。
また、ニュージーランドとの技術交流によって、国内初の赤いリンドウも誕生しています。

ジャパンフラワーセレクション
ジャパンフラワーセレクションとは

農林水産省の平成17年「花き産業振興方針」に即した事業のひとつで、18年4月からスタートした国内での統一的な新品種コンテスト。「育てやすさ」「購入しやすさ」「飾りやすさ」なども評価対象にしています。入賞した品種は花業界が自信をもって推奨できるものとし、認定登録された品種に関してはロゴマークが表示されています。

産地表示
注意して見よう! 産地表示

花屋さんの店先で花の産地やこだわり、育て方、日持ちする条件などが書かれたPOPを見たこと、ありませんか。これは花の産地のブランド化を進めていくためのアイデアとして、生産者と小売店が取り組んでいる活動のひとつです。こうしたものを読むと、買う側もその花が身近に感じられます。食品と同じように、国産の花も大切にしたいものですね。