このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

MAFF TOPICS(1)

就農を考えている方、農業に興味ある方に

「新・農業人フェア2010」「就農準備校」をご紹介します


MAFFとは農林水産省の英語表記「Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries」の略称です。
MAFF TOPICSでは農林水産省のお知らせを中心に、暮らしに役立つさまざまな情報をお届けします。
「新・農業人フェア2010」が全国主要都市で開催されます。
農業法人や就農相談窓口のブースが開設され、農業に興味のある人から 職業としての農業を知りたい人、具体的に就農を考えている人まで それぞれの状況に応じたガイダンスが受けられます。

「新・農業人フェア」の相談ブース

「新・農業人フェア」の相談ブース。個別に相談にも乗ってもらえるので、積極的に利用しよう

就農準備校の実習風景

就農準備校の実習風景。農業体験から、実践的研修までレベルに合わせて授業を選択できる

講義では農業の知識や農業経営などが学べる

講義では農業の知識や農業経営などが学べる
あなたの目指す農業が見つかります
ここ数年、農業に関心を持つ人が増えています。「新・農業人フェア」は、「就農したいがどうすればよいかわからない」、「農業法人に就職したい」、「いずれ地方に戻って、あるいは移り住んで就農したい」など幅広い就農希望者を対象に開催されるイベントです。会場では来場者それぞれのニーズに応えられるよう、さまざまなコーナーが設置されています。

「新規就農セミナー」では、就農とはどういうものなのか、どうやって農業を始めるのかといった説明や、新規就農者や農業法人に就職した人から体験談を聞くこともできます。

日本全国の農業法人もブースを構えています。農業法人の担当者と面談することで、直接、会社や仕事の内容を知ることができる大きなチャンスです。

また、都道府県の新規就農センターなど、地域の相談機関もブースを開設。それぞれの地域で実施されている新規就農者向けの支援制度などを紹介しており、希望する特定の県や地域で農業を始めたいという方にはおすすめです。

このほか、就農の方法や選択肢について個別にアドバイスが受けられる「就農相談コーナー」や、農業を基礎から学んでみたい、という方のための研修機関の紹介エリアもあります。

農業に興味のある方は、この機会にぜひ「新・農業人フェア」を訪れてみてください。日時、内容など詳細はホームページまで。

勤めながら就農準備校で農業の勉強を
現在はサラリーマンや自営業で働いていても、定年後や将来的に農業をしたいと希望する方は、就農準備校に入ることを考えてみてはいかがでしょう。

全国に8カ所ある就農準備校は、農業に興味のある方ならどなたでも申し込むことができます。受講日は平日の夜や、土日に設定されており、都市部に住むサラリーマンが、働きながら無理なく農業を学べるようなスケジュールとなっています。

コースも多様で、授業は座学と実習を組み合わせて、農業の知識、農業経営、作物の栽培技術など農業に関することが幅広く学べるようになっています。また通学が難しい人には、Eメール塾や、農業e‐ラーニング講座も開催しています。

詳細は、下記のホームページをご覧ください。
新・農業人フェア:全国新規就農相談センター http://www.nca.or.jp/Be-farmer/event/
就農準備校:(社)全国農村青少年教育振興会 http://www.ryeda.or.jp/
(財)いしかわ農業人材機構 http://www.inz.or.jp/
(株)パソナグループ農業プロジェクトチーム http://www.pasonagroup.co.jp/pasona_o2/

新・農業人フェア開催日程

入社して3カ月目の伊藤さん(左)と人見さん(右)。農機具を使用した農作業にも取り組んでいる

入社して3カ月目の伊藤さん(左)と人見さん(右)。農機具を使用した農作業にも取り組んでいる

人見修平さん

人見修平さん
茨城県出身21歳
この春就職したばかり。お客さんの顔が見られる森ファームが主催するイベントが楽しみ。「おいしかった」というお客さんの言葉がすごくうれしい

伊藤真之さん

伊藤真之さん
神奈川県出身24歳
そばの収穫やジャガイモの収穫に忙しい毎日。人見さんと二人でアイガモ農法のアイガモの世話も担当する。入社3カ月目、「農機具の操縦は未だに難しいです」

森ファーム

森ファームはスタッフ数18名、平均年齢は約33歳。「新・農業人フェア」に出展して9年目だが、フェアを通じて定期的に人材を採用している

ジャガイモの収穫作業中

ジャガイモの収穫作業中

Photo:Keiko Urata
僕たち「新・農業人フェア」で就農先を見つけました
毎年「新・農業人フェア」を訪れた数多くの人が、就農のチャンスに巡り合っています。
実際にこのフェアを通して茨城県古河市の農業法人「森ファーム」で働き始めた、伊藤真之さんと人見修平さんにお話を伺いました。

——「新・農業人フェア」に足を運んだきっかけを教えてください
人見 実家は兼業農家で米を作っています。以前は特別に農業に興味があったわけではありませんでした。茨城県立農業大学校に在学中に農業を仕事にしてみたい、と思うようになりました。米以外の作物の生産も経験できるところに就職したいと考え、水戸で開催された「新・農業人フェア」に参加しました。

伊藤 大学3年生のときに自分がやりたいものが見つかればいいなと、1年間休学してNPOの農村ボランティアに参加しました。実家は非農家なので農業に触れたのはそれが初めてになります。4年生になり、改めて将来を考え「農業」を意識しました。人が食べるものを作るのは、他の職業とは違うという気持ちが強かった。就職を念頭に置き、昨年9月に池袋で開催された「新・農業人フェア」を訪れました。

人見 農業法人での就農を考えていたので、当日は会場で5~6社のブースを訪れて説明を聞きました。直接、法人の方と話せるのはメリットです。そのなかで「森ファーム」は、作物を生産、販売するだけでなく加工や消費者と触れ合うイベントなど、いろいろな仕事が経験できるというのが魅力でした。

伊藤 僕も希望は農業法人への就職でした。その中でも、日本人の主食の米を作っている法人に絞って話を聞いて回りました。「新・農業人フェア」に出展する法人の会社リストをもとに、ホームページで各社を調べることもしました。森ファームは、アイガモ農法など環境に優しい農業も実践していますし、雰囲気もいい会社だと思いました。

——実際に就農した感想は
人見 何事も考え工夫しながら作業しなくてはなりません。大変なことも多いですが、それ以上に仕事は楽しいですね。

伊藤 自分の思い描いていた農業と、実際の農業は違うのでその辺のすり合わせは必要です。ただ僕にとっては初めてのことばかりですので、まずはいろいろ覚えなくては、というのが現状です。

——就農を考えている人たちに
人見 まったく農業経験がないと、理想と現実のギャップに戸惑うかもしれません。農業の現状を自分のなかに取り入れて、噛み砕いて理解することから始めれば、楽しく農業ができます。

伊藤 たくさんの仕事があり就職に迷っている人も多いでしょう。農業も選択肢のひとつであると知ってほしいです。農業は自分のやったことが結果として現れるし、物事を最初から最後まで見届けることができます。それが魅力でもあります。

取材協力:森ファーム http://www.morifarm.co.jp/