このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

行って実感、見て納得 食の工場探訪

  • 印刷

味の素KK川崎工場

うま味調味料の「なぜ」が分かる見どころ満載の90分

今、工場見学がブームです。
個人でも見学できる工場や見学館の中から、食に関わる身近な製品が製造される現場を紹介していきます。

味の素KK川崎工場

グリコピア神戸

グリコピア神戸

グリコピア神戸

味の素KK川崎工場
神奈川県川崎市川崎区鈴木町1-1
TEL0120-003476/044-233-8910

個人見学の時間:
9:30~、10:30~、13:30~、14:30~
所要時間:約90分(入場無料・予約制)
※見学可能日を確認した上で、見学日の
1週間前までに予約をしてください。
http://www.ajinomoto.co.jp/kfb/kengaku/kawasaki/
"うま味umami"は世界の共通語
味の素株式会社川崎工場は、同社の工場の中でも最も古く、創業は大正3年。敷地も広く、京急大師線の港町・鈴木町・川崎大師・東門前の4駅にまたがり、東京ドーム8個分の面積があるという。

川崎工場の敷地内には「味の素」工場のほか、「ほんだし」工場、「CookDo」工場、業務用調味料工場があるが、見学コースが用意されているのは、「ほんだし」工場。当日は定員いっぱいの25名の見学者が集まっていた。

まずはじめに、川崎工場の歴史やさまざまな商品についての説明があり、うま味調味料「味の素」の原料や作り方を映像で見る。

「味の素」の原料がさとうきびであることを知らない人は意外と多い。「味の素」はさとうきびの糖蜜に"グルタミン酸生産菌"という発酵菌を加えて発酵させ、うま味の素であるグルタミン酸ナトリウムを取り出して作られる。

うま味は甘味・酸味・塩味・苦味と並ぶ食の基本味のひとつで、世界でも日本語読みの"umami"として知られている。

そのうま味を実感するために、映像が終了した後、みそを溶いたお湯と「味の素」が配られ、「味の素」一振りでどれだけ味が変わるかを体験した。

だしの不思議に迫る展示が目白押し
その後「ほんだし」工場へ、マイクロバスで移動する。

「ほんだし」工場には、粉砕や造粒、包装の生産ラインのほか、かつおの一本釣りの引きを体験できるコーナー、「ほんだし」の製造工程が一目で分かる展示や全工程が解説される映像コーナー、燻した本物のかつお節に触れることができるコーナーなど、かつお節や「ほんだし」に関する知識が深められる見どころがいっぱい。「ほんだし」に使われる"浅燻し" "深燻し” "超深燻し"と度合いの異なる燻し方をしたかつお節も、実際に見ることができる。

資料展示室でもかつお節削りが体験できるなど、見て、触れて、楽しめる見学コースだった。

川崎工場の概要や「味の素」の説明を受ける建物

  「味の素」の原料であるさとうきびが栽培・展示されていた

(1)川崎工場の概要や「味の素」の説明を受ける建物   (2)「味の素」の原料であるさとうきびが栽培・展示されていた

うまみ調味料「味の素」の原料や作り方も映像によって解説される

  見学者は場内をマイクロバスに乗って移動する

(3)うまみ調味料「味の素」の原料や作り方も映像によって解説される

  (4)見学者は場内をマイクロバスに乗って移動する

和風のしつらえになっている「ほんだし」工場の見学者用エントランス

  工場のラインを見学する前に、かつおの一本釣りの引きを体験

(5)和風のしつらえになっている「ほんだし」工場の見学者用エントランス

  (6)工場のラインを見学する前に、かつおの一本釣りの引きを体験

燻し方の異なる3種類のかつお節が展示されている。

  かつお節を粉砕。細かくなったかつお節を“節粉(ふしこ)”と呼ぶ
(7)燻し方の異なる3種類のかつお節が展示されている。「ほんだし」のために、かつお節を作る職人が燻し分けるそうだ

  (8)かつお節を粉砕。細かくなったかつお節を“節粉(ふしこ)”と呼ぶ

粉砕・ブレンドされ、一度練られた節粉がここで使いやすい顆粒になる

  粉砕・ブレンドされ、一度練られた節粉がここで使いやすい顆粒になる

(9)粉砕・ブレンドされ、一度練られた節粉がここで使いやすい顆粒になる

  (10)おなじみのパッケージが次々に形作られていく

品質を厳しく管理し、さまざまな検査を行う分析室

  見学者通路は、間接照明が生かされた日本料理屋のような雰囲気だ

(11)品質を厳しく管理し、さまざまな検査を行う分析室

  (12)見学者通路は、間接照明が生かされた日本料理屋のような雰囲気だ

落ち着いた雰囲気の試食コーナーで、「ほんだし」を混ぜて軽く握ったおにぎりを試食

  「ほんだし」を混ぜれば、具がなくてもおいしいおにぎりになる。ご飯200gに対して「ほんだし」4gが目安

(13)落ち着いた雰囲気の試食コーナーで、「ほんだし」を混ぜて軽く握ったおにぎりを試食

  (14)「ほんだし」を混ぜれば、具がなくてもおいしいおにぎりになる。ご飯200gに対して「ほんだし」4gが目安

うま味やアミノ酸の資料が分かりやすく展示されている資料展示室

  資料展示室の並びに味の素グループの商品が購入できる売店もある

(15)うま味やアミノ酸の資料が分かりやすく展示されている資料展示室

  (16)資料展示室の並びに味の素グループの商品が購入できる売店もある


※)本文中、商標は「」で表記されています。「味の素」「ほんだし」「Cookdo」は味の素の登録商標です。

地図

Photo:Kouji Sugawara