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農林水産省

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特集1 花に思いをこめて(5)

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農林水産省が支援する

花とみどりがある暮らし


小学校の授業で取り組まれた作品。花育は、生活科や図画工作などさまざまな科目に導入されている

小学校の授業で取り組まれた作品。花育は、生活科や図画工作などさまざまな科目に導入されている

小学校の授業で取り組まれた作品。花育は、生活科や図画工作などさまざまな科目に導入されている

小学校の授業で取り組まれた作品。花育は、生活科や図画工作などさまざまな科目に導入されている

全国花育活動推進協議会のサイト

全国花育活動推進協議会のサイト
http://www.hanaiku.gr.jp/

2月14日に男性から女性への花贈り文化を普及するためのキャンペーンポスター

2月14日に男性から女性への花贈り文化を普及するためのキャンペーンポスター
http://www.flower-valentine.com/
育てる楽しみ、飾る喜びを育む
「花育」
花育とは「花や緑に触れる機会を作り、やさしさや美しさを感じる気持ちを育むこと」です。

この1年間で花を購入した人のうち、約7割以上の人が子どもの頃に花が身近にあったと答えています。子どもの頃から花が身近にあり、花に思いを託す暮らしの中で育てば、自然と花を手に取るようになるのではないでしょうか。子どもの成長期においては花やみどりに親しむことで、やさしさや美しさを感じる心の成長が図られ、また地域活動においても、花やみどりを介した世代交流などによって、地域のつながりを深めることが期待されています。

農林水産省では、花育活動を推進するため、学校の授業で利用可能な副読本の作成、並びに花育活動実践者向けのマニュアル作成や研修会開催などの取り組みへの支援を行っています。

男性から女性に花を贈る
「フラワーバレンタイン」
日本では、バレンタインデーは女性から男性にチョコレートを贈る習慣がありますが、欧米では、男女がお互いの思いや感謝の気持ちを伝えあう日として、男性から女性に赤いバラなどの花を贈る習慣があるそうです。花が思いを伝えるメッセージギフトというわけです。欧米では1年のうちで最も花が売れる日が、バレンタインデーだといわれています。

「女性から男性へ」という一方向の伝え方ではなく、バレンタインデー同様、男性からも女性に思いを伝えてもいいのではないでしょうか。

「もしも男性からバレンタインギフトを贈られるとしたら、何が欲しいですか?」という質問に対して、アクセサリーやスイーツに比べて「花がほしい」との回答が圧倒的に多かったというアンケートデータもあるそうです。そこで、花き産業の有志によって発足したフラワーバレンタイン推進委員会では、バレンタインデーには女性が最も贈られてうれしいもののひとつである花を贈ろうという「フラワーバレンタイン」キャンペーンを立ち上げたのです。

バレンタインデーの各国事情や花贈り指南、全国のフラワーショップリストが掲載された「フラワーバレンタイン」の公式サイトもぜひご覧ください。


2012年フェンロー国際園芸博覧会

2012年フェンロー国際園芸博覧会
日本も出展する
10年に一度、世界最大の花の祭典
「2012年フェンロー国際園芸博覧会」開催
1960年から10年に1度、園芸先進国オランダ王国で開催されている国際園芸博覧会が、2012年4月5日から10月7日の186日間、同国南部のフェンロー市で、「自然と調和する人生」をテーマに開催されます。

この博覧会には、約40の国や地域等が参加し、会期中には約200万人の来場者が見込まれています。

日本のブースは、約66ヘクタールの会場内の5つの出展エリアのひとつ「グリーン・エンジン(環境にやさしいエネルギーの供給者としての園芸)」にある展示会場の2階に、250平方メートルの規模で設けられます。そこで日本産花きをはじめとする各種園芸産品や日本の園芸文化の展示・紹介などを行います。生け花や盆栽など自然と調和する日本の伝統的な園芸文化を紹介し、東日本大震災への支援に対する感謝や日本産花き等園芸品の素晴らしさをアピールすることで、日本園芸のファンや理解者作りに努めます。

色鮮やかなリンドウの花

色鮮やかなリンドウの花。欧米では「結婚式の日に青いものを身につけて行くと幸せになれる(サムシング・ブルー)」という言い伝えから、「安代リンドウ」も結婚式のブーケや慶事のフラワーアレンジメントなどに多用されているという

飾って応援しよう!

千葉県は全国でストックの産出額1位

千葉県は全国でストックの産出額1位

千葉県は全国でストックの産出額1位

「あなたに花と緑を」パンフレット

「あなたに花と緑を」パンフレット
花と緑が人や社会に与える影響と効果を、最新の資料をもとに作成しました
花が広げる支援の輪
飾って応援しよう!
~花とみどりで人は元気になる~
東日本大震災の被災地やその周辺地域で生産している花き類を購入することで、復興や活力再生を応援する気持ちを表すことができます。

復興への願いを花に込めながら
東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所の事故によって、花きなどを生産している産地は甚大な被害を受けました。営農を再開した花き産地はあるものの、震災前の生産状況にはまだ遠く及ばない状況です。

それぞれの花き業界関係者によって、現在も被災地や周辺地域の花き産業を応援する取り組みが行われています。農林水産省でも6月中旬から「飾って応援しよう!~花とみどりで人は元気になる~」というキャッチフレーズのもと、被災地産花きを購入したり、飾ったり、贈ったりすることで、産地の活力再生や被災地の復興を応援していきます。

さまざまな花を生産している地域
東北地方や関東地方には花き生産の盛んな地域があります。下表に示す主要な花き生産における東北地方の全国順位はいずれも低くありません。

また、東北地方には岩手県八幡平(はちまんたい)市、<旧・安代(あしろ)町>の「安代リンドウ」のように、地域ブランドとして海外で高い評価を受けている花もあります。平成14年からオランダに輸出されるようになった「安代リンドウ」は、年々出荷量が増加しています。

東日本大震災の被害が大きかった関東地方の茨城県、千葉県も、有数の花きの産地です。前のページで紹介した若松や千両を生産している波崎地区もそのひとつ。千葉県は産出額で全国第2位を誇る花き生産県です。スイセン、ストック、菜の花、ポピー、コスモスなど、切り花としてもなじみのある花の名所があちこちにあります。

飾れば癒され応援にもつながる
花には、リラックス効果のある香りや集中力を高める香りを持つものがあります。また、観葉植物を置くことで、疲労回復やストレスの軽減にもつながるといわれています。近所や出かけた先の生花店やスーパー、イベントなどで産地応援フェアが開催されていたら、ぜひ1輪でも花を買って応援しましょう。

東北地方における花き主品目の作付面積の状況(平成22年産)

区分 県名(面積、全国順位)
岩手県(136ha、9位)、福島県(127ha、11位)、秋田県(96ha、15位)、宮城県(95ha、16位)
バラ 山形県(19ha、5位)、宮城県(8ha、18位)
宿根カスミソウ 福島県(54ha、2位)
トルコギキョウ 山形県(30ha、5位)、福島県(26ha、6位)、秋田県(13ha、11位)
ユリ 福島県(27ha、9位)、岩手県(19ha、12位)、秋田県(14ha、16位)、山形県(11ha、19位)
アルストロメリア 山形県(10ha、4位)、福島県(3ha、7位)、岩手県(2ha、8位)、青森県(2ha、9位)
シクラメン 福島県(13ha、6位)、岩手県(4ha、15位)
バンジー 山形県(12ha、8位)

資料:農林水産省統計部「花き生産出荷統計」

東北地方の花き農家を支援
「がんばろう東北ガーデン」
東京ドームシティでは平成24年2月14日まで、花と光をテーマにした「東京ドームウインターフェスティバル」を開催しています。ミニポートガーデンには「がんばろう東北ガーデン」と題した花園が設置されています。東北地方の苗生産農家への支援として、現地から取り寄せた苗を使用し、ユネスコ世界遺産に選ばれた平泉・毛越寺(もうつうじ)で、毎年5月に行われる平安貴族の歌遊びを再現した「曲水の宴(ごくすいのえん)」という行事をイメージして作られた花園です。東京ドームシティでは開催期間中、美しいイルミネーションが堪能できます。

東京ドームウインターフェスティバル公式サイト
http://www.tokyo-dome.co.jp/winter/