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農林水産省

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MAFF TOPICS(1)

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家族と農業を守るために

「農作業安全確認運動」を実施


MAFFとは農林水産省の英語表記「Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries」の略称です。
MAFF TOPICSでは農林水産省のお知らせを中心に、暮らしに役立つさまざまな情報をお届けします。
農作業中の事故で亡くなる方は、毎年約400人にも上ります。
こうした事故の防止・減少を目的に、農林水産省では春と秋に「農作業安全確認運動」を全国各地で展開しています。

事故防止のためには日ごろの安全確認が重要。トラクターなど農業機械にステッカーを貼ってもらい注意を促す

事故防止のためには日ごろの安全確認が重要。トラクターなど農業機械にステッカーを貼ってもらい注意を促す

「ふゆみずたんぼ」で餌をついばむハクチョウ

農業用機械による死亡件数は270件であり、乗用型トラクター、歩行型トラクター、農業用運搬車の3機種で69.6%を占める
多発する農作業中の死亡事故
農作業現場で事故による死亡件数は400件前後と、高い水準で推移しています。また平成21年に発生した408件の農作業死亡事故は、農業従事者の高齢化を反映し65歳以上の高齢者が約80%占める、という調査結果が公表されました。

事故の発生状況は、農業機械の操作中に発生するものが約66%を占めていますが、その中でも乗用型トラクター、歩行型トラクター、農業用運搬車の3機種の事故が多くなっています。農林水産省では、今年も「農作業安全確認運動」を3月から5月と、9月から10月の農繁期に関係各機関と協力して実施します。

安全確認の習慣づけを
平成24年は「安全確認徹底で家族と農業を守ろう!」がテーマ。安全確認の必要性を認識して習慣づけることに重点を置いています。

自治体の担当者、JA、農業機械メーカー、労働災害や農村医学の専門家、地域コミュニティなど幅広い関係者によるメーリングリストを作成し、構築されたネットワークを活用し、情報の交流を活発にして地域の啓発活動を応援したり、農作業安全のGAP(Good Agricultural Practice=農業生産工程管理)のパンフレットを作成して農業者に配布し、事故防止のために日々の作業内容の安全を点検・確認する習慣の定着促進を目指します。

法令などで農業者が実施すべきとされている取り組みをまとめたGAPのガイドラインの中では「農業生産活動における危険な作業等の把握」「機械作業、高所作業又は農薬散布作業等適切に実施しなければ危険を伴なう作業の従事者などに対する制限」「安全に作業を行うための服装や保護具の着用、保管」「農薬、燃料等の適切な管理」などが掲げられています。これらを簡潔にまとめたパンフレットを作成しています。

また、日ごろから事故防止の重要性を意識できるよう、安全点検カレンダーやトラクターなどに貼るステッカーの配布も行います。

さらに、農作業安全確認運動の取り組みと趣旨を幅広く知ってもらうために、農林水産省と日本農業新聞社の共催でポスターデザインコンテストが実施されます。昨年は244作品の応募があり、最優秀作品はポスターデザインとして採用されました。今年も最優秀に選ばれた作品は9~10月の秋の運動期間中の啓発ポスターとして全国の農業関連団体や公共施設等に掲示されます。

農作業安全対策やGAPに関する詳細は農林水産省のホームページをご覧ください。

農業従事者の高齢化を反映し、65歳以上の農作業死亡件数も多い
農業従事者の高齢化を反映し、65歳以上の農作業死亡件数も多い

農作業安全対策 http://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/index.html
GAPに関する情報 http://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/gap/index.html