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MAFF TOPICS

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東日本大震災 被災地の復旧・復興に向けて


MAFFとは農林水産省の英語表記「Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries」の略称です。
MAFF TOPICSでは農林水産省のお知らせを中心に、暮らしに役立つさまざまな情報をお届けします。

昨年11月に種付けしたワカメの収穫作業。2月末から販売も再開した
昨年11月に種付けしたワカメの収穫作業。2月末から販売も再開した

週に3回養殖業者グループの代表を集めた作業打ち合わせが開催される

週に3回養殖業者グループの代表を集めた作業打ち合わせが開催される

国の復旧事業を活用して導入したいけす

国の復旧事業を活用して導入したいけす

いけすは一辺が7.5mの8角形。現在12面が設置されている

いけすは一辺が7.5mの8角形。現在12面が設置されている

ギンザケの給餌も効率的に工夫。出荷は5月の連休前後から始まる予定

ギンザケの給餌も効率的に工夫。出荷は5月の連休前後から始まる予定
養殖業の復興を応援!
がんばる養殖復興支援事業
東日本大震災から1年が過ぎました。各地では震災以降、多くの方々によって復興へのたゆまぬ努力が続けられています。水産業でも魚市場や漁の再開など確実に前進をしています。

農林水産省では「がんばる養殖復興支援事業」によって養殖業再建の後押しをしています。この事業は、漁業協同組合(以下、漁協)などが事業実施者となって行う養殖生産に対し、必要な経費を支援するものです。養殖生産は地元の養殖業者がグループ単位で行います。漁協はグループが生産し水揚げした水産物を販売して、支援された経費を返還しますが、水揚金額が経費に満たない場合は、赤字の9割を国が補てんします。事業期間は水揚げ3シーズンまで(最長5年)となっています。

現在、宮城県で4件の計画認定を受けています。このうち、宮城県漁協志津川支所戸倉出張所の「ギンザケ部会」「ワカメ・カキ・ホタテ部会」では、102人の養殖業者が参加し、本格的な養殖生産を開始しています。事業実施にあたっては、漁協職員が中心となり、震災前以上の経営ができるよう、漁場の使い方や養殖方法を改善し、作業も協働で行うことを提案しました。養殖業者も、前よりも質のよい水産物を生産することに強い意志を持って、計画作成に臨みました。

カキ養殖では、過密状態だった養殖施設の数を減らしたことで、生育環境が整えられ品質・成長が良好になっています。

ギンザケ養殖ではそのコストの大部分を稚魚代と餌代が占めますが、冬場の給餌を1日おきにすることでコストを下げる工夫をしました。施設や船、すべてが流された戸倉地区で、個人での再開は困難でしたが、養殖業者同士が協力し再び養殖事業を始めることができました。

共同経営においては、将来的に引退する人から、若い人への漁場の引き継ぎなども可能となり、地域の活性化にも繋がりそうです。

この支援が促進効果となり、1日も早い養殖業の復興が望まれます。