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農林水産省

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特集1 青果物の流通 「新鮮」をお届けします!(1)

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野菜や果物が私たちのもとに届くまで


春を迎え、店先に並ぶ野菜も種類が増え、季節が巡ったことを実感します。
私たち日本人は古くから米を主食に、野菜や魚を中心とした食生活を送ってきました。
普段食べている野菜などの生鮮食料品が私たち消費者の食卓に運ばれてくるのは、
生産者の努力だけでなく、流通のしくみが確立されているからです。
今回は野菜や果物などの青果物の流通にスポットを当ててみました。

野菜や果物が私たちのもとに届くまで



パルシステムのホームページ

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流通システムが必要な理由
青果物の産地は全国各地にあり、生産されている品目も多岐にわたっています。1軒1軒の農家が消費者に生産した青果物を届けることは、コストも時間もかかり、実質的に不可能です。青果物の生産は天候や自然災害の影響を受けやすく、収穫後長期保存も難しいため、新鮮な青果物を安定的に、そして大幅な価格変動が生じないように消費者に届ける流通システムが不可欠なのです。

そこで、各地で生産された青果物は、農業協同組合や出荷組合などが生産者から集荷し、まとめて卸売市場(おろしうりしじょう)に出荷することで、小売店やスーパー、量販店、中食(なかしょく)産業や外食産業に携わる業者などが仕入れるしくみが作られたのです。現在、国内で生産される青果物の約9割が、卸売市場を通して消費者のもとに届けられています。

近年、流通の過程で鮮度を保つ技術も進歩しています。卸売市場にも低温保冷倉庫や低温売場が設置されるようになりました。このような流通段階の取り組みによって、私たち消費者は一年を通じて、安定して新鮮でおいしいさまざまな青果物を手に入れることができるようになりました。

一方で卸売市場を通さずに、生産者が直接消費者に青果物を売る農産物直売所や産直システムも人気を呼んでいますが、数量的には国内青果物全体の1割程度です。