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農林水産省

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四季の花

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6月 ルピナス


6月 ルピナス
イラスト:朝生ゆり子
文:藤沼裕司
群植するほどに見栄えがする花のオベリスク
長く伸びた花茎に蝶型の花をびっしりつけ、フジが直立したような姿を見せることからノボリフジの名もある。地中海沿岸や南北アメリカなどに約300種が自生するマメ科の一~二年草や多年草で、花期はふつう4~6月、庭植え、鉢やプランター、切り花で楽しむ。

一般に栽培されるのは3種類ほど。キバナルピナスは一年草で、花の部分の長さは20cm前後。“寒咲きキバナルピナス”はこの改良品で、冬に暖地でつくられ2月頃から切り花として店頭に並ぶ。カサバルピナスも一年草で、傘を開いたような掌状の葉が特徴。花は15~20cm、色はふつう青紫で花先に白が混じる。ピンクや白花の種類もある。ラッセルルピナスは多年草で、花部の長さは60cmにもなり、青や赤、黄、橙など花色が豊富。基本種より丈の低い矮性種もある。花壇では単独ではなく、10株ほどまとめて群植するといっそう見栄えがする。大群落が見られる花名所として、鹿児島県田良岬(たらみさき)や北海道上士幌町十勝三股(かみしほろちよう とかちみつまた)がよく知られている。