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農林水産省

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MAFF TOPICS(2)

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農山漁村の優れた取り組みを全国へ

食と地域の『絆』づくり


「食」を生み出す農林水産業とそれに深く関わる農山漁村。
そんな農山漁村で行われている地域活性化のための優れた活動を全国へ
発信する取り組みである「食と地域の『絆』づくり」が進められています。

農山漁村の活動事例を発信
全国各地の農山漁村で、地域活性化のためのさまざまな取り組みが行われていることをご存じでしょうか。食文化や環境の保全など活動は多岐にわたり、住民たちによる取り組みの数々は、地域色豊かで素晴らしいものばかりです。

このような取り組みが行われるようになった背景には、農林漁業者の減少や高齢化の進行により、農山漁村の集落機能の維持などが難しくなってきているという現状があります。

そこで平成22年度から、農林水産業と農山漁村の元気を取り戻すため、地域内外の結びつきによる優れた取り組みを「食と地域の『絆』づくり」の優良事例として選定し、その取り組みを他の農山漁村の地域活性化のモデルとしてもらうよう、情報を発信しています。この選定は、食や農林水産業に精通した有識者が行っており、地元食材や食文化、美しい景観といった地域資源を活用した取り組みや、住民やNPO、企業など、さまざまな人々が協力し、地域内外のつながりを生み出している取り組み、地域独自の創意工夫により、経済の活性化やコミュニティを維持・発展させる取り組みなどが選ばれています。

農山漁村ならではの取り組み
平成23年度に選定された24の優良事例のうち、2つの事例についてご紹介しましょう。

岐阜県郡上市(ぐじょうし)の石徹白(いとしろ)地区地域づくり協議会では、農業用水を利用した小水力発電により農産物加工所を稼働させるなど、エネルギー自給率100%を目指しています。また、女性有志による地元食材・食文化を活かしたカフェの運営や薬草採り体験といった地域の暮らしに触れる体験プログラムの実施など、地域の魅力を発信する取り組みも行っています。

愛媛県内子町(うちこちょう)の石畳地域協議会では、農村景観を守るため、水車小屋の復旧や屋根付き橋の修繕など、すべて住民たちの手で行っています。また、女性グループによる古民家を利用した宿泊施設の運営や、農村景観を活かしたイベントを、地域をあげて開催するなど、にぎわいの創出による地域の活性化を行っています。

こうした取り組みを通じて、農山漁村のコミュニティとの絆を深めていくことが今後ますます重要になっていきそうです。

▼平成24年度の「食と地域の『絆』づくり」の
優良事例選定(募集等)についてはホームページをご覧ください
「食と地域の『絆』づくり」
http://www.maff.go.jp/j/nousin/kouryu/kizuna.html

石徹白地区の取り組み

地元女性によるカフェの運営

地元女性によるカフェの運営
農業用水を利用した小水力発電

農業用水を利用した
小水力発電
薬草採り体験(キハダの皮むき)

薬草採り体験
(キハダの皮むき)

石畳地区の取り組み

農村景観を活かしたイベント「水車まつり」の様子

農村景観を活かしたイベント「水車まつり」の様子
住民たちの手で木製の橋の修復が行われている

住民たちの手で木製の橋の修復が行われている

住民たちの手で木製の橋の修復が行われている