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農林水産省

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特集1 「木づかい」のススメ(2)

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リサイクル可能な良質な素材

豊かな森林資源を有効利用


健康な森のサイクル

利用できる森林資源が増えています
森林は、日本が豊富に持っている数少ない資源です。

現在、森林から産出される木材のうち建築材として主に使われている樹種は、スギやヒノキなどの針葉樹を中心に、十数種類といわれています。我が国の森林の約4割が植林をして育てている人工林で、そのほとんどがスギやヒノキです。

人工林の面積を樹木の年齢別にみると、本格的に利用できる45年生(ねんせい:いわゆる樹齢のこと)以上の木からなる森林が4割を占めています。今後10年でその割合がさらに6割にまで達する見込みです。

健やかな森を育むため
森林の蓄積量は人工林を中心に毎年8千万m3ずつ増え、日本全国の年間の用材需要量(平成22年7千万m3)を上回っています。しかし、日本の木材自給率(※)はおよそ27%で、国産の木材はあまり使われていません。

手入れの行き届いた健康な森には、土砂の流出を防いだり、多様な動植物を育んだり、渇水や洪水を緩和して治水に寄与します。また、それだけでなく、CO2を吸収して地球温暖化の防止に役立つなど多くの働きがあり、私たちの生活にさまざまな恩恵を与えてくれます。

こうしたさまざまな機能を将来にわたって発揮させるためには、森林をきちんと整備しながら木を伐って、それを暮らしの中で使うことで、「植える」「育てる」「収穫する」「上手に使う」という森の健康なサイクルを維持することが大切です。

森林の保全、地球環境への貢献のためにも、国産材の積極的な利用を考えていきましょう。

(※)木材自給率:国内の木材の需要量のうち日本で生産された木材の占める割合。